2023年11月30日（木）以降アソシエイトツールバーの「画像リンク」及び「テキストと画像」リンクが廃止され、新規作成できなくなりました。その1ヶ月後の2023年12月31日（日）に画像リンクが完全廃止となり、ブログ内に埋め込んでいたAmazon商品画像が今年から全てリンク切れ表示されるようになってしまっていました。

このブログでは、紹介している商品の写真の一部にアソシエイトツールバーの画像リンクを使用していたため影響がかなり大きく、対応する気力もないまま2か月放置してしまっていましたが、先ほど3分で全画像リンクの削除が完了してしまいました。

WordPressプラグインを使用した方法なので、WordPressサイト限定ですが全記事からAmazonアソシエイトツールバーの「画像リンク」を一括で削除する方法を共有したいと思います。

実行後は元に戻らないのでバックアップを取ってから確認を十分に行い、くれぐれも自己責任でお願いしますね。

目次（読みたいところへジャンプ！）

2024年1月1日から画像リンクがリンク切れ表示

今年から完全廃止されてしまった画像リンク部分が全てリンク切れ表示されてしまっています。

リンク切れのままでは見栄えも悪いですし、画像リンクへ一括で差し替える方法も見つからなかったため、いったん全て削除する方法を選ぶことにしました。

一括置換の定番プラグイン「Search Regex」を使えば簡単

今回利用したのは、WordPressでのサイト運営に長年携わってきた方ならお世話になったことが何度もある「Search Regex」プラグインです。

全データベースから該当するキーワードにヒットする箇所を全て見つけてくれて、さらに文字列の置換や削除までできてしまう超優秀なプラグイン！しかも無料！

Amazonにアソシエイトツールバーの画像リンク部分に共通するコードは、<a href="https://www.amazon.co.jp/" から始まり、必ずimgタグ src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q? が含まれているという共通点があるため、Search Regexの検索で正規表現を使って全記事を抽出していきます。

私が指定した検索の正規表現の条件の1つ目はこちら

(<iframe).*(src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?).*(</iframe>)

条件の2つ目はこちら

(<a href="https://www.amazon.co.jp/).*(<img border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?).*(/>)

正規表現といってもSearchRegexプラグインの場合、スラッシュやダブルクォーテーションなどのメタ文字のエスケープは必要なく、シンプルな記述で抽出できました。

検索部分に上をコピペし、フラグ部分の「正規表現」「複数行」を選択します。

「置換」で削除を選び、検索ボタンをクリックすると、削除される部分が赤くなって一覧表示されるため、対象箇所が正しいか1つずつチェックしていくことができます。

全ての箇所が削除して問題ないことを確認後、「全て置換」ボタンをクリックすると全削除されます。

検索キーワードをimgタグ部分だけにして検索を実行してみると、全て削除されたので一致する記事がなくなりました。

リンク切れしていた記事の部分をチェックしてみると、リンク切れが消えています。

記事編集画面を確認してみると、画像リンク埋め込みに使用していたHTMLブロックが空のまま残っていますが表示には問題ないため、リライト時まで放置することにしました。

「アマゾン画像リンクの対応どうしよう」と悩んでいる方の参考になれば幸いです。

それにしても、アフィリエイト界隈は変更が多くて辛いですね。
ただでさえ、PVも売上も激減しているというのに（涙