WordPress4.6公開!新機能と非推奨まとめ

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WordPress4.6「PEPPER」が8/16に公開されました。新機能が追加されたり、非推奨になってしまう関数やらタグやら出てきたりと、確認することだらけなWordPress。今回は、初心者から中級者に必要な新機能と非推奨についてまとめてみました。

目次(読みたいところへジャンプ!)

    WordPress4.6の新機能

    1)プラグインやテーマのインストールとアップデートがワンストップに

    プラグインやテーマをインストールやアップデート時のユーザーインターフェースが改善されました。
    インストールや更新中の画面へ移らなくなり、作業の進捗はアニメーションアイコンで確認できるようになりました。

    プラグインページで、「更新」リンクをクリックしてみます。
    wordpress4.6 shiny updates

    更新中画面へ移らず、そのまま更新処理がスタートします。
    wordpress shiny updatind

    更新処理が完了すると、「完了しました。」というメッセージが表示されました。
    wordpress 4.6 shiny Update fiinished

    プラグインのインストール時も画面が変わらないので、WordPressで新規にサイトを作成する時のプラグインインストールの時間が少し短縮できそうです。
    テーマのインストールや更新時も同じように、ワンストップで同じ画面のまま完了するようになりました。「Shiny Update」という名前らしいですよ。

    2)テーマ追加時の特徴フィルターが大幅変更

    新しいテーマを追加する時に、好みのテーマを探す為の特徴フィルターの項目が大幅に変更されました。
    wordpress 4.6 テーマ特徴フィルター

    以前はあった「色」フィルターは無くなりました。「機能」と「題名」も項目がかなり追加されています。
    WordPressテーマ自作中に、テーマチェックで何度も「この項目は非推奨になりました」という内容のエラーメッセージが多発していたのは、この変更の為だったんですね。「白」「レスポンシブレイアウト」というテーマの特徴を入れていたのが、エラーの原因でした。WordPressテーマ製作者の方は、要チェックな変更点です。

    3)記事投稿時にリンク切れチェック機能が追加

    記事を入力中に、リンクURLがおかしいところをエラー表示をしてくれるようになりました。
    wordpress 4.6 Broken Link Checker
    テストで、いくつか架空URLを入力してみたのですが、URLの表記がおかしいものはエラーにしてくれますが、存在しないURLを入力してみても、エラー判定はしてもらえませんでした。
    入力URLの存在チェックまではしてくれません。「Broken Link Checker」というリンク切れ発見プラグインが必要なくなるかと期待しましたが、そこまでの機能ではなかったので、引き続き、リンク切れを見つけるには、「Broken Link Checker」プラグインが必要です。

    4)システムフォント利用でダッシュボード読み込みが高速化

    管理画面のフォントが、OSのシステムフォントを利用するようになったので、Googleフォントを読み込まなくなった分、表示までの時間が短縮されました。特にオフラインで使用するとスピードを体感できるようです。オンラインでは、違いに気づくことはできませんでした。
    絶対フォント感のある人だと、慣れるまで違和感を感じるかもしれませんね。

    5)自動保存機能が変更されて履歴が表示されない

    WordPress4.6から、自動保存機能が変わったようです。15秒おきに自動保存されているようなのですが、保存履歴(リビジョン)が確認できなくなりました。あちこち30分ぐらい探し続けたのですが、見つかりません。

    そのかわり、入力途中に保存せずに他のメニューへ行き、投稿編集画面に戻ると、「ブラウザー内のこの投稿の下書きが以下のバージョンと異なっているようです。」というエラーメッセージが表示されます。「バックアップから復元」ボタンをクリックすると、自分では保存処理を忘れていたバージョンへ復元することができました。
    wordpress 4.6 自動保存

    新しい自動保存機能のだと、「5分くらい前の状態に戻したい」という処理には対応できなくなってしまったのでしょうか。履歴一覧が確認できないので・・・

    WordPress4.6開発者向け新機能

    1)DNSプリフェッチ機能が追加

    DNSプリフェッチ機能が追加され、ヘッダー部分に2行追加されていました。外部サイトのDNSルックアップをサイト読み込みと同時に解決することで、ミリ秒単位高速化されるとのことですが、体感速度もGoogle Page Insightsのスコアも変わらずでした。
    ただ、サイトの訪問者の環境によっては、秒単位で表示速度が上がる可能性もあります。

    <link rel=’dns-prefetch’ href=’//code.jquery.com’>
    <link rel=’dns-prefetch’ href=’//s.w.org’>

    WordPress 4.6にアップグレードすると、勝手に更新されるので、テーマを修正する必要はありません。

    2)wp_post_typeクラスが追加

    投稿タイプ、リライトルール、メタボックス、フック、タクソノミーを処理するメソッドを定義できるwp_post_typeクラスが追加されました。より直感的に投稿タイプを操作できるようになったと書いてありましたが、私の初級者レベルでは、このあたりの関数を使おうと思ったことがなかったので、よさがピンときません。すみません…

    WordPress4.6非推奨関数・タグ一覧

    wp_get_sites関数は、非推奨になりました。get_sitesを利用してください。
    マルチサイト用の関数なので、マルチサイト化をしていないなら、関係ありません。

    他にも、マルチサイトの高速化のための機能が追加されているようです。

    今回のバージョンアップでは、慌ててテーマを修正する必要はなさそうです。よかった。

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