医療保険には入っていないけれどガン保険には入っている理由

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一応、業務の一つとしてファイナンシャルプランナーのお仕事をしています。
でも、保険を売ったり紹介したりしているわけではありません。保険を取り扱うのが、日本ではFPという職業での最も安定した稼ぎ方かもしれませんが…どんなに勉強しても、人にまで売るほどの魅力を保険に感じられなかったから。

現在加入中の保険は、学資保険とがん保険の2つだけ。医療保険や生命保険には加入していません。

医療保険に加入しなかったのは、病気やケガには保険ではなく貯金で備えることに決めたからです。医療保険に未加入なのに、医療保険の一部であるがん保険には加入しています。FPなのにちょっと矛盾していますよね。

なぜ、がん保険には加入しているのか、私の理由について書いていきたいと思います。

目次(読みたいところへジャンプ!)

    ファイナンシャルプランナー資格を更新するためには勉強が必要

    私の持っているファイナンシャルプランナー資格は、ファイナンシャルプランナー2級とAFPです。ファイナンシャルプランナー2級には登録制度がありませんが、AFPの方は登録制度があります。年会費12000円だし、別に登録していてもそんなにメリットはないんですが…名刺や経歴に「AFP」と名乗ることができるようになり、抑えておきたいお金に関数最新情報を受け取ることができるようになったりするぐらいかな。

    資格の登録期間は2年間で、2年以内に15単位以上の継続教育を受けなければ更新ができないようになっています。そのため、「CFPやAFPと肩書にあるファイナンシャルプランナーは、最低限の知識のアップデートはしている」と担保にもなっているといった仕組みです。

    この15単位を取得するには、1)オンラインのテストに合格する 2)認定セミナーを受講する 3)認定講座を受講する 4)執筆や講師活動をする 5)CFPの科目に合格するといった方法があります。一番簡単な単位取得方法はセミナー受講なので、興味のある分野のセミナーを聴きに行っているわけです。セミナーだと聞いてればいいだけなんでw

    大規模なセミナーになると、FP友達との再開の場にもなったりもしています。近くに住んでいたり一緒に仕事をしていないと、なかなか会う機会もなかったりするので、休憩時間やセミナー終了後は同窓会のような雰囲気に。

    久しぶりに顔を合わせるこの機会は、仲間同士での情報交換の場にも。その時に、勉強会などの情報ももらえたりするわけです。生命保険会社が主催する保険の新商品発表会だったり、医師による乳ガンセミナーといったような認定セミナーよりコアな内容のものが多かったりします。

    医師や闘病中の方の話を聞くと貯金では不安が取り除けないと思った

    ガンを専門とする病院の医院長のお話を聞く機会がありました。その時に印象的だったのは、「ガンの発病や進行は、最終的には運命的なものを感じてしまう」という言葉でした。

    ガンの成長するスピードは、ご高齢の方より若い方が一般的には早いのですが、最終的には人それぞれとなってしまうんだそうです。「毎年きっちり人間ドックを受診している方の胸のしこりが5mm以下だったのにもかかわらず、翌年の受信時には3cm以上に急成長してしまっている事も残念ながらあります。」と。

    私自身も胸に石灰化している部分があるので、毎年のエコー検査とマンモグラフィー検査は欠かせません。今年の健診結果で、半年に一度のチェックが必要になってしまい、「やっぱりがん保険に入っていて安心を買うことができたのかな」と考えたりもしました。

    40代になると、がん闘病中の友人やガンサバイバーの友人も増えてきます。闘病中のママ友と話していた時に、「自分が癌になってしまったことで、子供の将来の貯蓄を食いつぶしていくのが本当に辛かった。」と聞いた時には、胸が苦しくて辛くて…

    100万円の貯金があれば、ガン闘病の1年分は何とかなります。でも、私の友人のようにガンとの闘いは5年、10年といった長期戦になってしまうことも少なくないんですよね。発病から10年経過して「寛解」という診断を勝ち取るまでには、100万円前後の医療費が毎年掛かり続けることもある訳です。

    がん保険を選んだのは感情的な面が大きい

    私ががん保険を選んだ理由は、全く理論的じゃなく、感情的な理由なのでした。

    どんなにお金の知識があっても、保険の知識があっても、コツコツ貯金をしていたとしても、この先10年以内に万が一ガンになってしまった時、辛さに押し潰されてしまわないように、這い上がるためのちょっとした備えが私には必要だったから。

    もちろん、加入しているがん保険では、完治するまでの医療費を全額カバーすることなんてできません。

    「子どもの教育費に」とコツコツ貯めてきた教育資金を、自分のために使うことが辛くなる親だからこそ、がん保険に加入したのです。65歳まで何もなければ、150万円ぐらいをドブに捨てたようなもんですけどね。子どもが無事に巣立った時か、目的のない貯金が多過ぎて困った時には、解約しようと思っています。

    人生の様々な選択において、全て最善策を取れないところが難しいところですね…

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