受験や性格で悩む子どもの歯列矯正スタート時期。小学校低学年・中1・高1のどれを選ぶ?一番安いのは?

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子どもの歯列矯正をいつスタートするのが一番いいのかとっても悩みませんか?お金も数十万から百万単位で覚悟しなければいけないことだし、歯は一生の問題だし…悩みに悩みましたが、上の子は高1で歯列矯正を始めたところです。中学受験予定の下の子も中学生のうちに開始する計画でいます。歯列矯正の開始時期それぞれのメリット・デメリットの比較や、時期を決めた理由などをまとめてみました。

目次(読みたいところへジャンプ!)

    歯列矯正のスタートのタイミングは3つ

    子どもの歯列矯正に適した開始時期は、大きく次の3つになるのではないでしょうか。それぞれのスタート時期は、子どものタイプや受験のスケジュールに大きく左右されます。

    1. 小学校低学年
    2. 中学1年生
    3. 高校1年生

    小学校低学年

    子供の性格がしっかりしているなら、小学校低学年までに歯列矯正を始めるのが一番いいです! うちもできれば、子どもが小さいうちにスタートしたかった… 

    この時期の最大のメリットは、まだ顎の成長が見込める時期のため、抜歯をせずに矯正ができるという点です。やはり、虫歯にもなってない健康な歯を抜いてしまうのはあまりにももったいないじゃないですか。40代の歯のありがたみを日々感じる身としては、子どもが抜歯せずに済むならそうしてあげたいと心から思いました。

    ただ、歯磨き指導に毎週ペースで通っている時期しかちゃんと歯磨きできないルーズな我が子の場合、あまりにも虫歯リスクが高くなることが気掛かりで、この時期を選ぶことができませんでした。

    小学校低学年から歯列矯正を始めたママ友の子が何人かいるので、ずっと様子を聞いてきました。数少ない私のデータによると、かなりストイックな子じゃないと、生えてきた永久歯を次々と虫歯にしてしまうケースが多くて…キレイな歯並びを手に入れても、虫歯にしてしまったら残念な結果じゃないですか。

    歯磨き自体もまだちゃんとできないこの時期に、歯列矯正器具を付けると、さらに歯磨きすることが難しくなります。そのため、我が子はこの時期は選択できないと決断したのです。

    うちの子の顎の大きさ・永久歯の大きさだと、小学校低学年から始める歯列矯正をしたとしても、矯正器具が必要でした。お子様によっては、マウスピースや簡易的な器具での矯正が可能なこともありますので、気になっているなら一度矯正歯科へ足を運んでみることをおすすめします。

    費用も半額程度に抑えられるこの時期は、歯列矯正のゴールデンタイムかもしれません。この時期に開始することはできませんでしたが、こまめに矯正専門の歯科医に相談はしてきました。お子様によって選択肢は大きく変わるので、専門家の意見をいくつか聞いてみると、判断材料になりますよ。

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    中学1年生

    小学校低学年までの時期を逃してしまうと、顎を広げる矯正は選択できなくなります。中1で矯正を始めるか、高1で矯正を始めるか、どちらを選ぶかは子のスケジュールに大きく関わるのではないでしょうか。

    中学受験を考えている子は、小学校低学年のうちに矯正を始めなければ受験の邪魔になってしまうので、中学入学まで矯正はおあずけになります。高校受験を考えているなら、受験時期には矯正を終えておくために、中学1年生の初夏までに矯正を始めておきたいところです。

    我が家がこの時期を選べなかったのは、進学した中学校が超マンモス校でゴタゴタしていたので、振り回されているうちにタイミングを逃してしまったから。公立中学校は当たり外れが大きいし、学校間や先生の差が恐ろしく激しいです… 動けるママ友は、子供のために評判の良い学区へわざわざ引っ越ししてますからね。

    高校1年生

    無事に高校へ進学して新生活に慣れた今、やっと矯正を開始することができました。1か月前の4月終わりに矯正歯科医に相談をし、その後詳しい検査を終え、治療方針も決定したところです。

    この時期の矯正期間の目安が2年〜2年半。そのため、高1の夏までに歯列矯正を開始すると、大学受験本番前に治療を終えることができる見込みです。

    さすがにズボラなわが子でも、女子高生になって多少は身だしなみも気にするようになり、歯磨きも丁寧に磨いている様子です。矯正をこの時期まで遅らせるメリットとしては、自己管理がきちんとできるようになるので、虫歯リスクを最小限に抑えることができるかもしれないといったところでしょうか。

    小学校・中学・高校スタートのメリット・デメリット

    小学校低学年・中学生・高校生で歯の矯正を始める場合のメリット・デメリットを一覧にまとめてみました。

    メリット デメリット 基本矯正料金目安
    小学校低学年 抜歯しなくてすむ
    費用が安くなる
    虫歯になる可能性が高くなる 30万円
    中1 中学受験時期を避けられる 費用が高くなる
    抜歯が必要
    60万円
    高1 高校受験時期を避けられる
    自己管理ができる
    費用が高くなる
    抜歯が必要
    思春期に見た目が気になる
    60万円

    高1から歯列矯正を開始した場合のスケジュールと費用目安

    最後に、高1から歯並びを矯正する場合のスケジュールや発生する費用の目安をまとめていきますね。まだ矯正を始めたばかりなので、今後は治療が進む度に随時更新していきます。

    矯正歯科医への無料相談 (1時間程度)・検査予約

    歯をチェックした上で、歯列矯正の方法について詳しく説明してくれます。この無料相談時点では、料金も無料のところが多くあります。
    先生との相性や治療方針・料金に納得できたら、次のステップの検査予約をしていきます。

    検査(3万円前後)

    歯だけでなく頭蓋骨など体全体のバランスをはかるためレントゲン撮影を主に検査をしていきます。検査費用は、自由診療なので歯科医院によって差がありますが、3万円(税別)で、クレジットカード払いOKでした。歯科医院はカード払いに対応しているところが多いので助かります。高額な治療費を少しでもポイントで還元したいですもん。

    この検査結果を元に、1か月かけて診断していき、その子に最適な治療方針を見つけていくそうです。次の予約は1か月後になります。

    診断結果と治療方針の説明(無料)

    検査結果と診断結果を聞きに行ってきます。治療は無しなので、料金も無料でした。

    我が子の場合、入りきらない歯をキレイに並べるためには6mm顎のスペースが不足しているので、最低でも上下1本ずつの抜歯が必要だということがレントゲン写真や検査結果から理解できます。

    さらに、左右の歪みがまったくなくバランスがいいという結果だったので、上下1本ずつの抜歯では左右に歪みが生じる可能性が高くなるため、最適な治療法は上下2本ずつの抜歯という説明に… 抜歯については、かなりナイーブな部分なので、詳しく検査結果や資料を使って親子ともに理解できるまで説明してもらえました。

    治療方針に合意ができたら、いよいよ次回の予約から矯正がスタートされます。

    矯正料金の発生も次回からだと言われました。矯正料金の基本料を一括で支払うか、月5万円ずつクレジットカードで分割で払っていくかは自由に選べるそうです。治療期間2年半で治療費を分散していきたいので、クレジットカードで月5万円ずつ支払うことを選ぼうかと思ってます。やりくりしないとな・・・

    矯正基本料金は、見た目を整えるために目立ちにくい器具になればなるほど費用が高くなります。もっとも高額なのが、歯の裏側へ矯正器具を付ける方法なのですが、高校生でこの方法を選ぶ子はほとんどいないそうです。英語教育に力をいれなくてはいけない時期に歯の裏側に矯正器具があると、正しい英語の発音がしずらくなってしまうとのことでした。

    矯正基本料金
    前歯のみ透明器具でワイヤーはシルバー 55万円
    全て透明器具でワイヤーは白かゴールド 65万円
    上顎のみ裏側矯正 80万円〜(技工料も別に発生)

    女子高校生なので、少しでも目立たない65万円コースがいいと言われてしまいました。小学生から中学生までなら10万円安いシルバーワイヤーが主流だったのに。これも高校生から歯列矯正を始めるデメリットかもしれません。

    抜歯

    次回から不必要な歯の抜歯が始まります。中間テストを控えているので、テストが終わった後に予約を入れているところです。1週間に1本ずつ抜いていく予定で、まずは上の歯から抜歯をして上顎から器具を装着するとのことでした。

    健康な歯を抜歯するため、保険がききません。抜歯にかかる処置料は1本につき8,000円(税別)。これも自由診療なので歯科医院ごとに異なります。他にも、痛み止めの薬代や定期的な歯科検診代も必要になりますね。

    矯正器具装着(上顎のみ)

    上の歯2本の抜歯が終わったら、いよいよ矯正治療の開始になります。上顎(上の歯)から矯正器具を装着していきます。事前の説明では、この日までに矯正器具を選んでおけばいいと言われてます。矯正料金が発生するのもここから。

    そして、月に1回のペースでこれから2年〜2年半の矯正治療が始まります。月1回の処置料は5000円(税別)で、リテーナー装置の作成料が上下で24,000円(税別)。一体、トータルでいくら掛かるんでしょうかね(汗。気になるところだと思うので、随時レポートを記事にしていきますね。

    後戻りを防ぐ治療

    2年から2年半の矯正治療が完了したら、その後は簡易的な器具を付けて元に戻らない予防を続ける必要があります。この時期になると、処置も3〜4か月に一度になるので、負担はほとんど無くなりそうです。

    早ければ、高3になる頃にここまで治療が進んでいる計画です。受験本番前にはすっきりしている状態だと理想的なのですが。

    子の歯科矯正は医療費控除の対象です!しっかり税金を取り戻そう!

    これから毎月5万円+αの歯列矯正のための医療費が発生していきます。家計的にかなり辛いです。ほんと、この記事書きながらも辛くて辛くて…それでも、矯正は見た目の問題よりも将来の歯を守る健康面での効果が高く、一生でのトータルで考えるとコストパフォーマンスは良くなります。

    子どもの歯列矯正費は、全額が医療費控除の対象になるので、忘れずに確定申告で払いすぎた税金を取り戻しておきましょうね! 住宅ローン減税真っ最中のご家庭なら、分割払いで医療費を分散させたほうが戻ってくる税金が多くなるかもしれませんし、「今年儲かっちゃってやばい」といった今年の利益が大きくなりそうなフリーランスの方なら、全額一括払いした方が節税になるかもしれません。

    確定申告時期になって後悔しないよう、簡単にシミュレーションしておきましょう。

    我が家の家計はマネーフォワードで管理しているので、リアルタイムでいつでも発生している医療費を確認することができるようになってますし、私のフリーランスの経理はFreeeでいつでも今年の見込み税金がアプリでチェックできるようにしています。家計簿を付ける時間も必要なくって、確定申告も1月1日に終わっちゃうので、おすすめですよ。

    >>自動家計簿アプリ「マネーフォワード」について詳しく見てみる

    >>クラウド会計サービス「freee」について詳しく見てみる

    今年の確定申告方法の詳しい解説は、来年1月頭にまとめ記事をUP予定です。

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