子どもの教育費は小学校入学までに基礎を固めておこう
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子ども1人を育てるのに1000万円必要だとか、3000万円必要だとか・・・
人生の3大出費と言われる教育費の負担は大きくて溜息が出ますね。
それでも、いざという時に用意できなくなってしまうことのないように、ファイナンシャルプランナーの資格も持つ親として、教育費を貯めるポイントや実体験で見えてきた反省点などをお話していきたいと思います。
目次(読みたいところへジャンプ!)
教育費準備に学資保険を選んだ理由
確実に教育費を用意するためには、学資保険が一番メジャーな方法です。
我が家も教育資金の半分以上は、学資保険で準備をしています。学資保険を選んだ理由は、大きく3つあります。
もしものことがあっても教育費が用意できる
教育費を貯金で積み立てていく方法もありますが、それだけでは不安要素は無くなりません。
保険の最大の利点は、契約者が亡くなったら、それ以降の保険料の支払いは免除され、満期保険金は受け取ることができる点です。
親にもしものことがあっても、加入していた学資保険分の教育費をしっかり確保することができます。
お金に「教育費」と名前を付けることができる
学資保険に決めた一番の理由がコレです。
ただの貯金だと、結局のところ、何にでも使えてしまうので、うち夫婦の場合、「緊急で必要だからしょうがない」と、新車購入費だとか、家電とかにすり替わってしまいそうだったからです。自分達の意思が信用出来ないからこそ、学資保険という方法を選びました。
学資保険でも、受け取った保険金を他の目的に使うことはできるんですが、さすがにちょっとハードルが上がるので、さすがにブレーキが掛かるのではないかと思ってます。
途中解約すると損をする
学資保険は、一度加入したら最後まで続けるのが基本です。途中で解約すると損をしてしまうから。
途中解約できないことは、確実に貯め続けられる最大のメリットになってます。
還元率とシンプルな契約内容が気に入ったので、ソニーの学資保険を利用しています。
小学校低学年はお金を貯めれる時期というのは嘘だった!
「子どもが公立小学校進学なら、小学3年生まではお金があまり掛からないから貯め時です!」というファイナンシャルプランナーのアドバイスをよく目にしませんか?
私自身も、保育料も私立幼稚園の学費も高かったので、「きっと小学生になったら貯められる」なんて自分に言い聞かせながら、問題を先送りしてしまっていたのですが…現在、上の子は中学3年生、下の子は小学4年生で貯め時終了してしまいました。
結果は…小学校低学年が一番家計が苦しくて、貯められませんでした。
貯められなかった原因は、習い事や塾代の負担が年々増えていったからなんです。スイミング・ピアノ・そろばんと塾に行かせていました。
習い事が多すぎると感じますか?
小1から塾通いなんて早すぎると思いますか?
ここまで、習い事や塾代を掛けてしまっているのは、自分の子の出来がいまひとつだから…悲しいですが、蛙の子は蛙だとつくづく実感しています。
勉強もパッとせず、運動も苦手で泳げないでいる我が子を何とかするために必要なんです。将来のための必要経費なのです。
よく、「習い事にお金を掛けすぎるな」というアドバイスも目にしますが、そういったアドバイスのほとんどの前提が、そこそこいい大学へ進学できる見込みのある子のように感じてなりません。私の被害妄想でしょうか。
そもそも論になってしまいますが、大学へ進学できる実力がなければ、大学の学費を用意する必要なんて無くなってしまうわけです。
ほっといても勝手に勉強してくれて、進研ゼミやってれば有名大学へ行けちゃう子も存在しますが、うちの子はそうではないと判断しました。早いうちから、伸びるための基礎部分を作っておいてあげないと、伸びしろも小さいままなんじゃないかと思うんです。
スイミングを習わせているのも、学校の体育だけでは泳げるようにならないからです。
自分の子どもの頃と違って、学校の水泳の授業で泳げるようになる子なんて、ほとんどいません!だって、年間の水泳の授業が10時間ぐらいしかないんだもの。
夏休み期間のプール解放だって4日間しかありませんでした。それに、泳げる子と泳げない子の差が激しくて、先生の指導もあまり期待できません。泳げるようにするためにスイミングへ通わせる必要があるんです。
運動神経の良い子だと、幼稚園や小学校2年生までには4種目泳げるようになります。上の子はベビースイミングから続けていたので、小学校へ入学する頃にはバタフライまで泳げるようになっていたんですが、下の子は未だにクロール練習中…
泳げないと、サーフィンもマリンスポーツも楽しめないので、最低限クロールと平泳ぎで25m泳げるようになるまでは、通わせ続けるつもりです。
小さい頃からの習い事は、後の高校受験にかなり役立ちました。詳しくはこちらの記事にまとめています。
有名塾も早いうちなら入塾テストが楽
小1から塾通いにさせたのは、私の仕事が一番の理由なのですが、早くから塾に通わせたことでたくさんのことに気づきましたし、田舎育ちの私の想像の斜め上を行く受験情報をいろいろ聞かせてもらえたので、今となってはよかったのかなと感じています。
それに、中学受験実績の高い有名な塾だったとしても、小1や小2のうちの入塾テストは楽なんです。
まだ、そんなに習っていることも求められることもないから(笑。
中学受験率の高い地域に住んでいるので、片っ端から、塾の無料体験をするために入塾テストを受けさせましたが、いたって平凡なうちの子ですが、全ての入塾テストが合格でした。
小4になった今、入塾テストを受けたとしても全く受かる気がしません。大人の私ですら、合格点取れるのか怪しいぐらいの難易度になっちゃっているんだもの。
中学受験も同じ理論で、自分の子の学力が普通だからこそ中学受験をさせるという話を聞いた時には、目からウロコでした。
中学受験に必要な偏差値は55ぐらいでも、高校受験の時に必要な偏差値は67に上がってる私立学校がゴロゴロ存在するんですね。だから、楽な中学受験のうちに入学させておいてあげるんだそうです。なんて合理的なんでしょう。お金は掛かりますけど…
全然貯められなかった小学校低学年時代ですが、学資保険に加入していたからこそ、最低限の蓄えをキープし続けることはできました。
学資保険に入ってなかったことを想像すると、ゾッと寒気がします。
私は子どもが0歳の時に加入しましたが、妊娠中から加入できる学資保険も多くあります。早ければ早いほど、月々の負担は軽くなるので、気になっているのなら、一度ファイナンシャルプランナーに相談してみてもいいかもしれません。保険マンモスの無料保険相談など、無料相談を上手に活用してみてくださいね。くれぐれも、その場で契約せずにとことん検討すると、ピッタリの保険を選ぶことができますよ。
私のような、意志が弱くて、長期計画なんてできないというパパママにこそ、学資保険が合っていると思いますよ。
子どものタイプによって、掛けるべき教育費のタイミングをずらす作戦を実行中です。
同級生のほとんどが経験済みのベネッセの通信教育を少しでも安くする裏技をご紹介しています。
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