高校生に進学した子がいる家庭は、ふるさと納税しすぎに気を付けて!限度額を超えてただの寄付になっちゃうよ…

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今年の4月に上の子が受験を終え、無事に高校生になりました。高校の入学準備や新生活の準備に追われ、今年のふるさと納税限度額のシミュレーションをせずに、すでに一部寄付をしてしまっていました(汗。子が16歳以上になると、ふるさと納税額限度額が減ってしまうので、例年通りの金額を寄付してしまうと危険ですよ!

目次(読みたいところへジャンプ!)

    ふるさと納税をざっくりおさらい

    もうすでに大人気のふるさと納税なので、知らない方はほとんどいないかもしれませんが、ざっくりおさらいしておきましょう。

    ふるさと納税とは、住民税の一部を自分の好きな自治体に寄付できる制度です。

    ふるさと納税のメリットは、自治体によって寄付額の50%程度の特産品を始めとした返礼品を送ってくれるので、返礼品分がまるっとお得になります。

    ふるさと納税で寄付した分は、限度額以内は所得税と住民税から2000円を除いてそのまま引かれるので、実質寄付額は2000円だけになる仕組みです。

    ワンストップ特例制度(※1)を利用した場合は全額来年の住民税から引かれますし、確定申告を利用した場合は所得税と住民税両方から引かれます。

    ※1 ワンストップ特例制度とは、ふるさと納税の寄付先が1年間で5自治体以内の場合に選ぶと、確定申告の手間が省ける制度です。限度額ギリギリまで狙って寄付するなら、こちらを選んだ方がわずかに得をするケースもあります。

    ふるさと納税は住民税の確認をするまでがふるさと納税です

    ふるさと納税をして返礼品をもらって喜んでいるところで終わっている人も多いのですが、次年度の住民税額をちゃんとチェックするところまでがふるさと納税です。

    去年のふるさと納税の寄付額が、今年の住民税額からちゃんと引かれているかどうか確認しましたか?5月から6月にかけて、自治体や勤務先から今年の住民税決定通知書や住民税の納付書が送られてきましたよね?

    去年のふるさと納税額がちゃんと限度額以内に収まっていたのかをまずチェックしましょう。ワンストップ特例制度を使ったなら「住民税の税額決定・納税通知書」に記載されている「寄附金控除額+2000円」がふるさと納税合計額と同じだと限度額以内ということです。

    確定申告なら「確定申告書で控除された寄附金控除額+住民税での寄附金控除額+2000円」がふるさと納税額と同じなら限度額以内です。

    次に、今年の住民税が間違いが無いかをチェックしましょう。「住民税の税額決定・納税通知書」に記載されている額とズレがある場合は、自治体が住民税の計算を間違えている可能性があります。

    「自治体が税金の金額を間違えるわけがないって?」

    いやいやいやいや…私自身、職業病できっちり全ての税額をExcelで再計算してダブルチェックをしていますが、今までに住民税の間違い1回と固定資産税の間違い、関税の間違いをされています。もちろん、異議申し立てをして正しい納税額に修正してもらっています。

    岐阜市や渋谷区でふるさと納税の控除漏れがあったことが、ニュースにもなっています。岐阜市の場合は、納税者からの「ふるさと納税が適用されていない」という連絡があるまで、1253人に多すぎる住民税額を請求していたそうですよ。

    遠足は家に帰るまでが遠足です。ふるさと納税は住民税限度額をチェックするまでがふるさと納税です。

    子が16歳以上になると扶養対象となりふるさと納税限度額が少なくなる

    そして、春に高校へ入学しお子さんが今年16歳になるご家庭では、ふるさと納税限度額が減ります。子が16歳以上になると、年収103万円以下なら扶養控除対象となるからです。

    夫の年収700万円で妻201万円以下の場合、ふるさと納税限度額は約86,000円です。そこに、16歳以上の子が含まれると、ふるさと納税限度額は約78,000円になります。

    子どもが高校生になることに加え、今年から始まった配偶者控除・配偶者特別控除の改正もチェックが必要です。

    配偶者の年収201万以下の場合、ふるさと納税限度額が少なくなる

    今年から、配偶者控除と配偶者特別控除額が引き上げられました。夫の年収に上限がありますが、年収1220万円以下の家庭なら、奥様の年収が201万円以下だと税金の面では「専業主婦」という扱いになります。

    今年から103万円の壁が無くなった!年末調整前に配偶者控除をおさらいしておこう

    「103万円の壁を気にすると損する人」は?チェックシートで確認してみよう

    今年から、配偶者の年収が201万円以下だとふるさと納税限度額が少なくなることに注意しましょう。

    去年までは配偶者の年収141万円以下だったので、年収141万円~201万円に該当する世帯はシミュレーションすることで、損しないようにしましょうね。

    うっかり我が家も、子どもが16歳になることを忘れて、ふるさと納税し過ぎるところでした。さらに、今年から歯科矯正も始まって医療費控除も発生するので、さらに限度額が低くなってしまいます(´;ω;`)もしかしたら、ふるさと納税すでにし過ぎているかも…

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    みなさまはお気を付けください。

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