建設業経理士1級とファイナンシャルプランナー2級のどちらが難しい?資格の難易度比較と体験談

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GoogleのSearch Console(通称サチコ)でキーワードをチェックしていると、気になるキーワードがありました。

建設業経理士1級とファイナンシャルプランナー2級のどちらが難しい?

そのままお悩みがキーワードになっていたので、その疑問の回答記事を書いてみようと思います。

実際に、建設業経理士1級とファイナンシャルプランナー2級のどちらも30代で合格している主婦の体験談をお話します。

目次(読みたいところへジャンプ!)

    建設業経理士1級とファイナンシャルプランナー2級を比較すると圧倒的に建設業経理士1級が難しい

    建設業経理士1級とファイナンシャルプランナー2級の難易度を比較すると、圧っっっっっっっっっっっっ倒的に建設業経理士1級が難しいです。どちらもほぼ知識がない状態であれば。

    私自身、実際にどちらの資格も1回の受験で合格していますが、合格水準に達するまでに必要な勉強時間数にも大きな違いがありました。

    資格名 勉強期間
    FP2級 1か月
    建設業経理士1級 9か月

    ファイナンシャルプランナー2級に合格するための勉強方法

    • iPhoneアプリで通勤電車内で暗記の確認
    • ECCの通信講座で学ぶ

    通勤の移動時間や昼休み、料理中には、iPhoneアプリで午前の暗記問題対策を繰り返し行いました。
    実際に使っていたのはこのアプリです。

    [applink id=”438388097″ title=”全問解説付 FP2級 学科 一問一答問題集”]

    家では4時起きで毎日2時間の勉強時間を確保し、ECCの通信講座のDVDを視聴し終えた後は、午後の実技対策問題を解きました。
    ECCの通信講座なら、ファイナンシャルプランナー3級を飛ばしていきなり2級から受験できることが最大のメリットだったので選んだんです。

    ECCの通信講座とアプリだけで、全く知識ゼロから1か月でファイナンシャルプランナー2級に合格できました。
    私の過去の職業は、法人営業3年とシステムエンジニア10年です。金融や保険、不動産などお金に関する知識はほぼゼロからのスタートです。

    >>ECCのファイナンシャルプランナー2級講座を詳しく見てみる

    建設業経理士1級に合格するための勉強方法

    • 職業訓練校 IT経理コースで1か月簿記を学ぶ
    • iPhoneアプリで仕訳の反復練習
    • 日商簿記1級の通信講座で6か月勉強
    • 全経上級の過去問で1か月試験対策
    • 建設業経理士1級のテキストと過去問で1か月勉強

    これが、私が建設業経理士1級に合格するまでに行った勉強全てです。

    職業訓練校でみっちり簿記3級から2級まで毎日学校へ通って学びながら、iPhoneアプリで2級の仕訳を何度も反復練習しました。そのため、1か月後の日商簿記2級に合格しています。

    日商簿記2級試験後、そのまま日商簿記1級の通信講座を申込んで引き続き勉強を続けました。毎日4時に起きて1日2時間の勉強時間を確保し、さらに通勤時間の電車でもWeb講座の動画を繰り返し視聴しました。

    この時通っていた勤務先が、片道1時間以上かかる場所だったので、通勤時間の往復だけでも2時間の勉強時間を確保できていたことになります。毎日かかさず4時間も勉強をしていたんですね…

    私が日商簿記1級の学習に選んだ通信講座は、ネットスクールの日商簿記1級。今では、TACでも大原簿記でもWeb講座が開催されていますが、7年前にWeb講座が充実していたのはネットスクールだけ。勉強のしやすさで選びました。

    >>ネットスクールの日商簿記1級講座をチェックしてみる

    半年間の勉強後に受験しましたが、残念ながら不合格…原価計算でやらかしました。1科目ごとの最低点40%以上を取れなかったのです。

    日商簿記1級には落ちてしまいましたが、同程度の全経上級を1か月のあいだ過去問を繰り返して勉強し、無事に合格できました。

    全経上級の試験後に、1か月後にある建設業経理士1級の試験対策へ切り替えました。独学でテキストと過去問2回転で1発合格できています。

    みっちり日商簿記1級の対策をしていたからこそ、全経上級と建設業経理士1級は9割以上の正答率での余裕な合格でした。

    建設業経理士1級の出題内容は、日商簿記1級に比べて理解の難しい論点が除外されていたりするので、日商簿記2級レベルから上で紹介しているテキスト&問題集に取り掛かっても合格レベルに到達できるかもしれません。その場合は、勉強期間5か月程度での合格も可能になりそうですね。

    FP2級と建設業経理士1級は合格に必要な勉強期間に半年以上の差がある

    FP2級は、全くの無学からスタートしたとしても、1日に2時間程度の勉強時間だけで1か月あれば余裕で合格圏内に入ることができました。FP3級を飛ばしていきなり2級からの受験だったので、本当に勉強期間は1か月だけです。

    一方、建設業経理士1級を合格するまでに勉強した期間は、トータルで9か月になります。しかも、1日あたりの勉強時間もFPの倍してました。

    • 簿記を全く知らないところから簿記3級合格までに1週間(1日4時間勉強)
    • 簿記2級合格までに1か月(1日5時間勉強)
    • 簿記1級の勉強を6か月(1日4時間勉強)
    • 全経上級の過去問を1か月(1日2時間勉強)
    • 建設業経理士1級の勉強を1か月(1日2時間勉強)

    合格率から見るファイナンシャルプランナー2級と建設業経理士1級の難易度比較

    ファイナンシャルプランナー2級の合格率

    試験 合格率
    H29.1 39.36%
    H29.5 36.07%
    H29.9 44.01%
    H30.1 42.16%
    H30.5 39.55%
    H30.9 43.41%
    R2.1 41.90%

    建設業経理士1級の合格率

    試験 合格率
    H29.3 37.1%(財務諸表)
    49.4%(財務分析)
    25.8%(原価計算)
    H29.9 27.0%(財務諸表)
    42.3%(財務分析)
    27.6%(原価計算)
    H30.3 26.6%(財務諸表)
    26.2%(財務分析)
    24.8%(原価計算)
    H30.9 27.9%(財務諸表)
    28.3%(財務分析)
    29.7%(原価計算)
    H31.3 24.4%(財務諸表)
    26.6%(財務分析)
    23.1%(原価計算)
    H31.9 20.5%(財務諸表)
    30.3%(財務分析)
    16.0%(原価計算)

    合格率からみても、4割以上が合格するファイナンシャルプランナー2級より、3教科平均合格率が3割前後で推移している建設業経理士1級のほうが難易度が高いことがわかります。

    さらに、合格が難しい建設業経理士1級の中で、原価計算が合格率低いのが目立ちます。子供の頃に算数苦手だった方は、どんな問題が出題されても合格確実レベルになるまで、ある程度の時間が必要なのです。

    私も文系出身のため、原価計算の勉強が一番たいへんでした。ある一定レベルまでは、勉強しても勉強しても、問題を解くとバツばっかりで。

    ただ、学生の頃に経験した方も多いんじゃないかと思いますが、算数は塊の知識で解く科目のため、努力を続けると、ある日を境に急に正答率が上がるのです。だからこそ、最初のしんどい時に諦めないでいただきたい。

    今から勉強を開始すれば、2020年9月に行われる建設業経理士1級に十分に間に合う余裕があります。建設業経理士1級を持っている社員がいるだけで入札の点数が上がるので、建設業勤務の方はぜひとも挑戦しておきたい資格ですね。

    簿記を勉強したことがないけれど、仕事で建設業経理士資格が必要だという方には、ネットスクールウェブショップで販売されている初めてセットがお得です。

    私が実際に挑戦した資格試験の合格までの期間については、こちらの記事でも触れています。

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