Localとwp-envのデータベースアクセス方法【WordPressローカル環境構築】

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WordPressサイト制作時に爆速でローカル環境構築可能なLocalとwp-env。
データベースの中身を確認したり、sqlで一括変更したい時はどうしていますか?

ローカル環境のデータベース取り扱い方法をまとめてみました。

目次(読みたいところへジャンプ!)

    LocalのDBアクセス方法

    Local(Local by Flywheel)でWordPressの環境を構築した場合、アプリからクリックするだけでデータベースにアクセスすることができます。

    「Database」タブの一番上の「Open Adminer」をクリックするとAdminerが起動してくれます。

    Local(Local by Flywheel)のデータベースアクセスはAdminer

    Adminerの見た目や操作感はphpMyAdminとほぼ一緒なので、使いやすいのではないかと思います。

    左メニューの「SQLコマンド」をクリックするとSQLが実行できるようになります。
    WordPressサイト運用なら、SQLが使えてインポートとエクスポートができたら十分なのでは。全てここのメニューに揃ってます。

    wp-envのDBアクセス方法

    wp-envのデータベースに簡単にアクセスするためには、アプリがおすすめです。

    >>>データベースに直接接続するため完全ガイド「Accessing the MySQL Database

    Accessing the MySQL Databaseもおすすめしていたアプリが「Sequel Ace」です。

    >>>Sequel Ace

    公式サイトのApp storeリンクからダウンロードして使うこともできますし、homebrewを使ってインストールも可能です。使いやすい方を選んでください。

    brew install --cask sequel-ace

    Sequel Aceを起動したら、設定する内容は以下の通り。

    Sequel Aceの設定内容(wp-envでWordPressローカル環境を構築した場合)
    Hostlocalhost
    Usernameroot
    Passwordpassword
    Databese空欄のままでOK
    Portターミナルで表示されたポート番号を設定※

    ※wp-envはDockerを使用しているため、起動する度にポート番号が変わります。現在使用中のポートはwp-envスタート時に出力されているので、ターミナルを確認しましょう。

    MySQL is Listening on portの数字が現在のポート番号になります。この場合は54768ですね。
    次行は同時に作成されるテストサイトDBのポート番号です。

    ターミナルの表示が流れてしまっていたら、docker psコマンドで確認ができます。

    設定後に「Connect」ボタンをクリックしたら、データベースを選択しましょう。

    ドロップダウンで表示される一覧から「wordpress」を選択すると、左にテーブル一覧が表示されます。

    データを確認したいテーブル名をクリックすると右に表示されます。

    上メニューから、テーブルの構造の確認・データ内容・トリガー・テーブル情報・クエリと実行したいものを選びます。

    SQLコマンドを実行したいなら「クエリ」から。

    エクスポートは、左下の3点リーダーをクリックすると表示されるメニューから「Export」を選択します。SQL・CSV・XML形式でのデータダウンロードが可能です。

    Sequel Aceアプリでデータをエクスポートする方法
    Sequel Aceアプリでデータエクスポート時の設定方法

    CSV形式でエクスポートする場合には、区切り文字(デフォルト:,)・データごとに囲む文字列(デフォルト:”)・改行コードが自由に設定できます。

    SEO強化のためのデータ一覧作成など、SQLで絞り込みしてからエクスポートするだけでできちゃいます。

    wp-envでデータベースを丸ごとエクスポート/インポートする方法

    データベースを丸ごとエクスポート/インポートするなら、コマンド利用が楽です。
    エクスポート/インポートファイルの保存場所をwp-env.jsonで設定してからコマンドを実行すると管理しやすくなります。

      "mappings": {
        "sql": "../sql"
      },
    // エクスポート
    npm run wp-env run cli wp db export sql/export.sql
    
    // インポート
    npm run wp-env run cli wp db import sql/import.sql

    一括置換したいなら、search-replaceが使えます。

    npm run wp-env run cli wp search-replace 'http://localhost:8888' 'http://sample.com'

    WordPressのサイト作成や運用時にデータベースを操作することは、Webデザイナー・コーダーともに避けて通れません。少しでも楽な方法を取り入れていきたいですね。

    wp-envを利用したローカル環境構築手順はこちらの記事で解説しています。

    >>>VirtualBox,MAMP,XAMPP,Local by flywheel…WordPressローカル環境を一番簡単に作れる方法は?

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