キャンプ道具はもっと減らせる。ダッチオーブンなしで鶏の丸焼きを作ってみました

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キャンプ歴はウン十年、ファミリーキャンプ歴18年のきむおばです。

ある程度キャンプに慣れてきて道具もそろってくると、今度はとにかく持っていくキャンプギアを少なく小さくしたくなるのがキャンパー魂じゃないでしょうか。

今回は、重くて大きくて扱いにくいし収納にも困るダッチオーブンがなくても、鶏の丸焼き(スタッフドチキン)がおいしく作れた手順をご紹介しますね。やっぱ、ダッチオーブンいらないわ。

目次(読みたいところへジャンプ!)

    キャンプ歴長いのにダッチオーブンを買わなかった理由

    何十年もキャンプをしてきて、ダッチオーブンを買おうかどうしようか迷ったことはそりゃ数えきれません。

    グループでキャンプに行くことが多いので、ますますキャンプの花形のダッチオーブンが欲しくなるわけです。

    それでも、ダッチオーブンを買わなかった理由はこの3つ。

    • 重たいから
    • 大きいから
    • キャンプ以外で使えないから

    重い・大きい・汎用性なし・家で使わないというのが理由でした。

    重くて大きいと、洗うのも片づけるのも収納するのも一苦労なんですよね。

    ダッチオーブンじゃなくても作れる料理の例

    • ケーキ → ステンレス多層鍋で美味しく焼ける
    • パン → ステンレス多層鍋で美味しく焼ける
    • ナン → フライパンで美味しく焼ける
    • ピザ → フライパンで美味しく焼ける
    • カレー → ステンレス多層鍋でも美味しい
    • パエリア → フライパンで美味しく炊ける

    ダッチオーブンでの定番料理といえば、カレー・シチュー・パン・ピザ・ケーキ・ナンなどが代表的ですね。

    でもね、別にダッチオーブンじゃなくてもおいしく作ることができるんですよ(実証済)。

    ピザなら、ダッチオーブンよりピザ窯の方が早く美味しく焼けるし、フライパンでピザだと焦げ目がつかないというなら、バーナーで最後にあぶっちゃえばいいんですよ。(いつもやってる)

    ステンレス多層鍋なら、ほぼダッチオーブンと変わらない使用感と味を確保することができるんです。

    今までは、それでも鶏の丸焼きとかスタッフドチキンはダッチオーブンじゃないと同じ味にならないと思い込んでいました。

    けれど、ステンレス多層鍋でダッチオーブンと全く変わらずに美味しく完成したの!

    ステンレス多層鍋でスタッフドチキンを作る手順

    1. 出発前に丸鶏に下味をつけておく
    2. 丸鶏の中に冷凍ピラフを詰める
    3. 野菜を切る
    4. 鍋の外側に洗剤を塗る
    5. 鍋の内側に油を塗る
    6. 鶏と野菜を詰めて焚火にかける
    7. 鍋の蓋に炭を置く

    出発前に丸鶏に下味をつけておく

    鶏肉の外と中に下味をつけてから2時間以上おいておかないといけないので、出発前に下味をつけてフリーザーバッグに入れてキャンプへ持って行っています。

    下味は簡単にこの3つ。

    • にんにくをすりこむ
    • コショウを振りかける
    • クレイジーソルトを振りかける

    本当ならハーブとか使うんですけど、面倒なのでハーブが程よくミックスされた塩「クレイジーソルト」をたっぷりと振りかけておしまいにしています。

    ほりにしスパイスも美味しく仕上がりますよ。

    しかも、フリーザーバッグ内ですると手も汚れません。

    鍋にちゃんと入るかどうかチェックもしておくと安心。

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    丸鶏の中に冷凍ピラフを詰める

    キャンプ場で、丸鶏の中に冷凍ピラフを詰めていきます。

    野菜を切る

    にんじん・玉ねぎ・じゃがいも・ブロッコリーを切ります。

    美味しく仕上げるコツは、①なるべく大きく切ること②皮をむかないこと。

    にんじん・玉ねぎ・ジャガイモは、よく洗った後に2等分に切っておしまいにしています。

    鍋の外側に洗剤を塗る

    焚火だと鍋が煤(スス)だらけで真っ黒になってしまいます。調理後の後片付けを楽にするために、鍋の外側に台所用洗剤を薄く塗っておきましょう。底にも忘れずに。

    ブッシュキャンパーだと泥を塗りつけたりする裏技です。洗剤や泥で鍋の表面をカバーしておくことで、煤がするっと簡単に落とせるようになります。

    鍋の内側に油を塗る

    鍋の内側には全体的にオリーブ油などを塗っておきます。野菜や鶏が焦げ付いてしまわないための予防です。

    鶏と野菜を詰めて焚火にかける

    鶏肉と鍋に入れた後、すき間に野菜を詰めていきます。
    ブロッコリーだけは火の通りが早いので後から完成5分前ぐらいに入れるようにしましょう。

    鍋の蓋に炭を置く

    ダッチオーブンなしでスタッフドチキン(鶏の丸焼き)を作る方法

    鶏と野菜が入った鍋を焚火台に置いて焼いていきます。

    ダッチオーブンなしでスタッフドチキン(鶏の丸焼き)を作る方法

    鍋のふたの部分には落ちないように炭を載せていきましょう。

    この後、上からの火力が足りなくて長めの備長炭もフタの上に乗せました。丸みのあるフタでも落ちたりしませんでしたよ。

    後は、焼き上がるのを待つだけ。
    火力によってかかる時間が前後しちゃうのですが、1時間前後を目安にしてみてください。

    ダッチオーブンなしで作った鶏の丸焼き(ローストチキン)の完成画像

    ダッチオーブンではなく、家で使っているステンレス鍋で作ったスタッフドチキンの焼き上がった完成画像はこちら。
    キャンプ ダッチオーブンなしで鶏の丸焼き

    キャンプ友達のダッチオーブンで作った時と全く味がかわらない出来上がりでした。

    鶏肉もおいしいけど、野菜がびっくりするぐらい美味しいですよね♪

    焚火でスタッフドチキン調理後の煤だらけの鍋の洗い方

    煤だらけの鍋

    調理後の鍋はすすで真っ黒ですw

    今回、あほな私は洗剤で外側をコーティングするのを忘れてしまいました(´;ω;`)

    でも、大丈夫です。
    家に帰ってから、酢と重曹を入れて鍋をグツグツ煮ると、煤が浮き上がってくれるので簡単に落とすことができるのです。

    ね?元通りにステンレスのシルバー色が見えました。

    ダッチオーブンじゃなくて家庭用鍋でも美味しいスタッフドチキンが作れる

    鶏の丸焼きだけは、ダッチオーブンじゃないと美味しく作ることができないと思い込んでましたが、家で使っている鍋に炭を乗せたら同じように調理することができちゃいました!

    今回、鶏の丸焼きを作るのに使用したのは、ビタクラフト「オレゴン」シリーズの24cm両手鍋です。

    20年以上前に購入したものですが、今でも家でもキャンプでも大活躍中。
    ご飯なら5合まで美味しく沸騰してから13分で炊きあがります。

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