40代主婦が有効求人倍率0.27倍の事務職を仕事に勝ち取るために必要なスキルと取得方法
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2019年6月のdudaの転職求人倍率レポートによると、事務・アシスタント系の求人倍率は驚きの0.27倍ですって…
衝撃的な数字ですよね。
もはや、事務職は憧れの狭き門になってしまったのでしょうか。
先日、参加したセミナーで伺ってきた今までの一般事務職に求められていたスキルと、これからの事務職に求められるスキルについてまとめてみました。
あなたが、狭き門を突破するヒントになりますように。
目次(読みたいところへジャンプ!)
20年前~数年前までの事務職に求められていたスキル
- ビジネスマナー
- Excelが使える
- Wordが使える
- PowerPointが使える
- 簿記3級レベルの経理
40代の私が就職した当時、一般事務職に求められるスキルは今では考えられないほど低いものでした。
ビジネスマナーがあって、字が綺麗で、PCが操作できて、英語が少々話せて、愛嬌があれば、まず採用される状況です。
当時、事務職希望の学生が就職活動のために取得する資格といえば、英検・簿記・秘書検定がメジャー。とりあえず、この3つを取得していればアピールポイントになっていました。
今では考えられない状況ですよね(溜息)。
現在の事務職に求められているスキル
- ビジネスマナー
- TOEIC500ぐらいの英語力
- Excelで関数やマクロまで使える
- Wordで差し込み印刷まで使える
- PowerPointで人に伝わりやすい資料が作れる
- Accessが使える
- サイト作成・修正・機能追加ができる(HTML・CSS・PHP)
- 最低限の法律・労務知識
- 簿記2級レベルの経理
現在、一般事務職なら、幅広くなんでもできる人が求められているように感じます。
大企業と中小企業では、もちろん求める人材のタイプがまるで違ってきます。
今回は、可能性の高い中小企業で求められる事務職のスキルについてまとめています。大企業だと、学歴・経歴・英語力のフィルターが強いので、私のような何の変哲もない主婦は応募しようとも思わなかったり…履歴書のムダじゃないかというぐらい通過する想像ができません(´;ω;`)
事務職なら、Excelでマクロや必要な関数を自由自在に扱えることを希望する企業が多いように感じます。
さらに、少し大きめの会社なら、OracleなどのデータベースからAccessへ必要なデータを引っ張ってきて好きなようにまとめられるぐらいのPCスキルを求められたりするでしょう。
あるいは、専用機やSAPやERPなどの専用ソフトの経験があれば尚よしといったところでしょうか。
会社のサイトやブログを作ったり更新までできると、何でも頼める便利な存在になるので、狭き門を突破しやすくなるようです。
これから将来の事務職に求められるスキル
- ビジネスマナー
- TOEIC600ぐらいの英語力
- ExcelでVBAで他アプリケーションまで操作できる
- Wordが最大限に使える
- PowerPointで人を動かす資料が作れる
- Accessでデータ操作して必要なものを作成できる
- SQLやPythonで必要なデータ収集ができる
- Google Apps Scriptで自動化ができる
- サイト作成・修正・機能追加ができる(HTML・CSS・PHP・JavaScript・Ruby)
- サイト分析・アクセス解析・SEO
- 法律・労務知識
- 簿記2級と経理経験・税務知識・iDeCoやNISAの知識
- RPAの設計・作成
これから数年後に事務職に求められるスキルは、今よりさらに増える見込みです。
もはや、事務職は何でも屋さん。会社の窓口対応ができるジェネラリストであることが必要になっていくのではないかという予測があります。私自身も同じ考えです。
会社の経営戦略に必要なデータを自由自在に収集・加工し、人の心を動かプレゼンでバックオフィスを改善していける企画力を持ち、
中小企業の経理を一通りできる知識と経験を持ち、
サイトの構築からアクセスアップのための計画から実施・分析までできて、
社員へiDeCoやNISAその他、社会人として必要なマネー教育もでき、
ルーティンワークをマクロやRPAで自動化することができる人材であれば、事務職で居続けられるのではないかと予測しています。
これからの事務職は、学び続けられる人しかなれなんじゃないでしょうか。
事務職になるために必要な資格やスキルアップの方法
さらに、これから厳しくなっていく事務職を勝ち取るためには、十分に戦略を練らなければいけません。
採用側の管理職や経営者に、「この人を雇うとお得だな」と思わせなければならないからです。
コスパのよい人材だと思われるために必要な資格やスキルをピックアップしてみました。
TOEIC
最近、最新情報を得るためには最低限の英語力がないと困ることを、ヒシヒシと実感しています。
中小企業であれば、さほど会話することはないかもしれませんが、WebやRPAの技術情報を入手することができるだけの英語力は必要不可欠でしょう。
長年使わずに寂れ果てた私も英語を再勉強中です。TOEICスコア600ぐらいあれば、情報収集ぐらいは何とかなるのではないでしょうか。一緒に頑張りましょう。
MOS
実務経験が乏しく、PCスキルにも自信がない方なら、まずはMOS(Microsoft Office Specialist)資格の取得をおすすめします。
最低限のPCスキルは持っているということを証明できる資格だからです。
VBAエキスパート
PCスキルには自信がある方なら、さらに進んでVBAエキスパート資格に挑戦してみてはいかがでしょうか。
簿記
簿記が未経験の方なら、日商簿記3級から勉強を初めて、日商簿記2級の取得を目指しましょう。
どちらも、学生時代に算数にめちゃくちゃ苦手意識を持っていた人でなければ、テキストの独学だけで十分に合格圏内の実力がつきます。
算数で、「特に割合や方程式が苦手だったわ」という方や、短期間で確実に合格したい方なら、日商簿記2級はWebでのオンライン学習がわかりやすくておすすめです。特に、工業簿記は、考え方から説き方までを動画で見た方が身につくのが圧倒的に早いからです。
オンライン学習で実績があるのは、ネットスクールとTAC。
どちらも受講した経験がある私がおすすめするのは、ネットスクールです。
理由は、ネットスクールの方がコスパがいいから。とにかく、講師の先生の解説がとてもわかりやすいのです。8年前に受講しましたが、今も変わらずに商業簿記は中村先生が担当しています。ちょっと関西弁でソフトで心地いい話し方なのです。
また、単なる動画配信の一方通行が多いWebスクールですが、ネットスクールはチャットでの双方向の講座です。配信時間オンタイムに受講できれば、どんどん不明点をその場で質問することができるから、理解力が深まりました。
ファイナンシャルプランナー
FPは、お金の知識を広く浅く学ぶことができる効率のいい資格です。
難易度も低く暗記が中心なので、スキマ時間で合格までの実力を身に着けることができます。
FP2級とAFP認定がセットになった講座を選ぶと、FP3級をスキップしてFP2級の試験を受験できるようになります。
私は、FP2級とAFPの登録まで、ECCの通信講座で全て一発で合格できました。当時、最安だった通信講座はECCでした。
>>>FP通信講座
社会保険労務士
勉強時間が確保できるなら、社会保険労務士資格まで取っておくと、人事関係の事務仕事が楽にこなせるようになりますし、将来独立できる可能性もあります。
今まで挙げてきた資格と比べると、難易度が大幅にアップしてしまいますが、合格率10%前後の国家資格を保有していれば、転職市場でも有利になるはず。
ブログ・サイト運営
副業や育児の空いた時間にできるブログやサイト運営を経験しておくと、将来的に仕事にも役立つことになります。
まずは、簡単にサイトが構築できるWordPressを徹底的にカスタマイズするところから始めてみましょう。
もしかしたら、ちょっとした臨時収入が手に入っちゃうかもしれませんよ。
RPA
事務職の年収を上げたいなら、RPA知識の取得が一番の近道かもしれません。
それは、決まった何度も繰り返す処理を自動化できるRPAを正しく導入できるのは、現場の作業を知り尽くした事務職のあなただからです。
コーディングなしで、ルーティンワークや繰り返す処理を自動化できるので、RPAの使い方とよりよいシステム構築の手順を学んでおけば、職場に活かすことができるでしょう。
>>>UiPathアカデミー
言われたことをやればいい事務職は消滅する
これから数年で、言われたことや指示されたことをやるだけの事務職は消滅してしまうでしょう。
だって、見積書・請求書・グラフなどは、今でもVBAで数値さえ入力すれば、自動化できています。
人気の高い事務職こそ、日々のスキルアップする努力が必要なのかもしれません。
私も数年後に食いっぱぐれないようにがんばります。