『今日はいい日だな』と思わせてくれるのは通りすがりの他人かもしれない。スナックキズツキの感想など

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おはようございます。毎週末の朝、挽き立て入れたてのコーヒーを片手にTVerで見逃したドラマを見るのが至福の時間だと感じる、きむおばです。

2021年秋クールのドラマ、どれを視聴していますか?

私が今期ドラマで楽しく見ているのは、この5つ。

  • スナックキズツキ
  • 最愛
  • 真犯人フラグ
  • アバランチ
  • 二月の勝者

中でも、原田知世さん主演の『スナックキズツキ』の癒しパワーがハンパないんです。

見た後ほっこりした気持ちになれるドラマスナックキズツキ』の感想をつらつらを。

目次(読みたいところへジャンプ!)

    些細なことで人の心はささくれ立つ

    『スナックキズツキ』はこんなナレーションから始まります。

    誰かに騙されたわけじゃない
    誰かに裏切られたわけでもない
    泣きたいほど酷い目にあった訳ではないけれど
    些細な出来事に心が傷つくことがある

    なんでもないような顔をしてやり過ごしても
    少しずつ、ストレスは溜まっていく
    まるで、タンスの裏のわたぼこりみたいに

    ドラマ「スナックキズツキ」冒頭ナレーションを引用

    もう、首振り人形の如く激しく肯きたくなる名言だと思いませんか。
    一言一句、納得しかない。

    毎日の生活の中で、ひとつひとつは本当に些細なことだからこそ、傷つく側も傷つける側も「これぐらいいいだろう」と流してしまう行動や言葉たち。

    でも、積もり積もってパンクしそうになってしまう瞬間ってありますよね?

    特にコロナ禍の約2年間は、気の合う友達と飲んで騒いでストレス解消するという方法も取れなくて。
    言語化できないモヤモヤが腹の中でどんどん大きくなって息がちゃんとできないような状態がずっと続いているような感じで。

    そんな、傷付いた人だけが訪れることができるスナックがキズツキです。
    原田知世演じるお酒の飲めないママが、その人に合った方法で蓄積した鬱憤を吐き出させてくれるお店。

    2話の安藤さんは、まさに私だと思ってしまうほどのシンクロ率でした。
    「私ばっかり損している」「私ばっかりしんどい」という思いを、子どもを産んでからずっと感じ続けてるかもしれません。もちろん、四六時中そんな不満を抱えている訳じゃなくて、体調が悪い時や疲れがピークに達した時にも関わらず、自分がやるしかない時に怒りが爆発しちゃうんです。私の場合。

    4話の瀧井くん回も、心の奥底でジュクジュクしている古傷を治してくれるようなストーリーでした。

    子育てするようになってから今まで出会わないよう人達と「ママ友」になったことで、価値観や視野は広がったけれど、一人ひそかに傷つくことも多かったから。「なんて自分は恵まれてないんだろう」「私みたいな親に育てられて子供がかわいそうだ」と自己肯定感がだだ下がることが多かったです…

    なんかね、自分の教養とか文化的資本とかの少なさをはっきりと自覚してしまうんですよ、子育てを通じて。育ちの良いママ友を必要以上に羨んだり、張り合おうとして疲れ果ててしまったり自己嫌悪に苛まれたりしたことが数え切れないからこそ、Twitterで本音を吐き出してる子育て真っ最中のママの気持ちがわかるよ・・・同じ思いをしてきたもの。

    なんだかすっきりしない思いを抱えている方に「スナックキズツキ」はおすすめです。

    自分がしてほしかったことを他人にするだけで救われる

    40代後半のおばさんに成長したからこそ、悟ったことがあるんです。
    それは、「自分がしてほしかったことを他人にするだけで自分自身まで救われることがあるんだ」ってこと。

    母になってから、自分の育ちとか学歴とか親との関係とかを嫌でも振り返らざるをえない機会が多々ありました。それでも、母親の立場で我が子に、近所のおばさんの立場で目の前の困っている子に、通りすがりのおせっかいおばさんの立場で大荷物の乳幼児連れのママさんに、過去の自分がしてほしかったことをするだけで、なんだか過去の自分の満たされない思いまで供養されるの。なんなんでしょう、この感覚。

    目障りな時は「手助け必要ありません」ってはっきり言ってくれていいからね。よかれと思ってが相手には良くないということも身をもって知ってる世代なので傷付かないよ。

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    益田ミリさんは大人女性のツボにハマるはず

    「スナックキズツキ」の原作は、益田ミリさん。
    益田ミリさん原作コミックは、「僕の姉ちゃん」「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」などドラマや映画など映像化されていますよね。

    ドラマ「僕の姉ちゃん」はリピートして何度も見たいお気に入り作品の1つ。
    大人だからこそわかるセリフに、おしゃれなファッションとインテリア、空気感全てに癒される極上ドラマでした。

    うちの子達も、こんな風にずっと仲の良い姉弟だといいな。今の関係のままだったらなぁ。

    「僕の姉ちゃん」はAmazonプライムビデオで全話配信中ですよ。

    著:益田 ミリ
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