失業保険は何か月間もらえる?受給期間の判定基準をくわしく解説

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失業保険が支給される期間について、私たち氷河期世代に絞ってまとめてみました。

目次(読みたいところへジャンプ!)

    失業保険の給付日数が決まる条件とは

    失業保険の受給期間は、次の3つの条件によって異なってきます。

    1. 退職理由
    2. 勤務年数(雇用保険加入期間)
    3. 年齢

    ざっくりとまとめると、退職の理由が会社、金属年数が長い、年齢が高いことによって、失業保険を受け取れる受給日数が長くなるのです。

    退職理由

    退職の理由が会社都合なら「特定受給資格者」とされ、支給までの待機期間が7日間のみと短くなり、受給期間も長くなります。

    特定受給資格者と認定される可能性のある退職理由の例には次のようなものが挙げられます。

    • 倒産・解雇
    • 勤務先から退職を勧められた
    • 離職したくなるような嫌がらせ、冷遇(マタニティハラスメントも含む)
    • 事業所移転や廃止によって通勤が困難になった
    • 予告なく給料が15%以上減少した
    • 採用条件と労働条件が全く異なっていた
    • 続く長時間残業(100時間以上/3か月連続で45時間以上/連続する2か月の平均時間80時間以上)
    • 給料の未払い、支払い遅延
    • 勤務先の3か月を超える休業
    • 派遣の期間満了(更新なし)

    勤続年数

    失業保険を受給する前に雇用保険に加入していた期間が長くなればなるほど、給付日数が長くなります。

    退職日からさかのぼって2年間で12か月以上雇用保険に加入して働いている実績があれば、失業保険を受給する資格があります。退職理由が会社都合の場合なら、1年間で6か月以上の雇用保険に加入で失業保険がもらえます。

    年齢

    年齢が上がるほど転職が難しくなる傾向にあるため、年齢に応じて給付額と給付期間が優遇されます。

    失業保険の給付期間

    会社都合退職の給付日数

    勤務年数(※1)/給付日数30〜45歳未満45〜60歳未満
    1年未満90日90日
    1年〜5年未満150日180日
    5年〜10年未満180日240日
    10年〜20年未満240日270日
    20年以上270日330日
    ※1:雇用保険に加入していた期間の合計年数

    自己都合退職の給付日数

    勤務年数(※1)/給付日数全年齢
    10年未満90日
    10年〜20年未満120日
    20年以上150日

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