都内のお気に入り癒しスポット東京都庭園美術館「キスリング展」レビュー
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週末に親子で東京都庭園美術館で開催されているキスリング展へ行ってきました。
キスリングの絵も眼福モノなのですが、東京都庭園美術館がそれはそれは、マイナスイオンシャワーをたっぷり感じる癒しの場所なのです。
ほんとは教えたくない私の疲れた時の隠れ場所だけれど…魅力をちょこっとご紹介します。
目次(読みたいところへジャンプ!)
キスリング展の魅力とは
キスリングの魅力は、画家友達との交流の多さとその融合だと個人的に感じています。
大親友のモディリアーニの特徴である瞳のない人物画があったり、10歳年上の先輩ピカソの影響でキュビズムを取り入れた時期もあったり、ルソーやセザンヌ風な構図の絵があったり…
曲げない自分ならではのコアな部分と、画家仲間や古典から学んだことも試してみる柔軟さが上手く溶け合って昇華していくことを絵画を鑑賞しながら体感できるのです。
エコール・ド・パリを代表する画家キスリング(Kisling 1891-1953)。ポーランドのクラクフで生まれたキスリングは、美術学校を卒業後、19歳でパリに出ました。モンマルトルやモンパルナスで、ピカソ、ジョルジュ・ブラック、モディリアーニ、パスキン等、多くの芸術家と知り合います。初期はキュビスムの影響も受けましたが、キュビストのように現実世界から離れることには抵抗し、すぐに主題を写実的に表わすようになります。そしてイタリアやフランドルの古典的な絵画に積極的に学び、1920年代の絵画に見られる秩序への回帰の動きに同調していきました。
風景画、静物画、裸婦などにおいて独自のスタイルを発展させていきましたが、なかでも肖像画にその特徴が最もよく表れています。丁寧な筆致による洗練されたレアリスムと、静謐なムードに満ち、輝かしく官能的な色彩によって、キスリングはエコール・ド・パリの重要な芸術家として位置付けられるのです。本展では1920~30年代のパリで「モンパルナスのプリンス」と呼ばれ、時代の寵児となったキスリングの画業を滞米時代の作品を含む約60点の作品により振り返ります。
引用:キスリング展公式サイトより
キスリングは、フランスの化学者シュヴルールが発表した色の対比の法則も取り入れていて、絵画は色鮮やかにもかかわらず、補色の効果でまとまりを感じるのも魅力ですよね。
東京都庭園美術館「キスリング展」の詳細
開催期間 | 2019/4/20~2019/7/7 |
---|---|
開館時間 | 10:00–18:00 (入館は閉館の30分前まで) |
休館日 | 第2・第4水曜日(4/24、5/8、5/22、6/12、6/26) |
アクセス | JR山手線「目黒駅」東口/東急目黒線「目黒駅」正面口より徒歩7分 都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」1番出口より徒歩6分 |
東京都庭園美術館「キスリング展」の料金表
当日 | 前売 | |
---|---|---|
一般 | 1100円 | 880円 |
大学生 | 880円 | 700円 |
中高生 | 550円 | 440円 |
65歳以上 | 550円 | 440円 |
*小学生以下および都内在住在学の中学生は無料。
学生の方は、学生証をお忘れなく。
前売りなら割引価格でしたね…失敗してしまいました。前々から行く予定だったのに(´;ω;`)
少しでもお得にチケットを入手したい方は、ミューポン割をチェックしてみてください。
東京都庭園美術館の魅力
東京都庭園美術館は、1933年に建てられた旧宮家の一つである朝香宮家邸宅で、国の重要文化財にも指定されています。
重厚な建物にアンティークなインテリアが調度されていて、展示中の絵画作品だけでなく、建物と庭まで丸ごと鑑賞できる美術館なのです。
展示中の作品を撮影することはもちろんできませんが、建物自体には写真撮影可能な場所がところどころにありました。
こちらは、書斎として使われていたお部屋。
「庭園」美術館というだけあって、日本庭園も素晴らしいの…
庭園入場料を支払うと、お庭だけを楽しむこともできます。大人は200円。
20代の頃は、メンタルがしんどい時の癒しスポットは新宿御苑だったけれど。「言の葉の庭」の雪野先生のようにねw
今は、東京都庭園美術館が私の心のオアシスです。
東京都庭園美術館のカフェがおすすめすぎる
それはそれは素晴らしい日本庭園を眺めながらテラス席でお茶ができるのが、美術館内のカフェなんです。
美術館併設のカフェなので、もちろんおひとり様でもゆったり時間が過ごせます。
メニューは、軽い食事からスイーツまで揃っていました。
東京都庭園美術館へのお出掛けの必需品2つ
- 虫よけ
- ストール
もう5月でも、夕方は蚊が出てました…虫よけ必須です!
アート・キュレーション代表でキスリング展を監修した村上哲さんと美術ブロガーの中村剛士さんのトークショーにも参加したのですが…もう、会場内が冷蔵庫のように寒くて寒くて…
美術館は作品を守るために室温がかなり低いので、ストールや上着といった防寒対策をしていくと安心です。
今回は油絵だったから特に室温が低かったのかしら…極寒でした。
男性の皆様!デートの時にストールを用意しておけば、きっとあなたの好感度が急上昇することでしょう。
ジョンストンズだったらなおさら。たぶん、ほとんどの女性はこれ渡されたら惚れると思う。
おひとり様でも、デートでも、家族でも。
白金や目黒駅から徒歩6分程度で辿り着ける東京都庭園美術館へぜひ足を運んでみてください。