【中学受験体験談】受験前に小学校を休むかどうか。我が家の場合

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中学受験生を持つ親がこの時期に悩むのは、冬休み明けから学校を欠席するか、それとも受験日以外は通い続けるかということではないでしょうか。

2020年に中学受験を終えた共働き家庭の選んだ方法と、その理由について語りたいと思います。少しでも検討材料になれば。

中学受験で小学校を欠席する理由とは

中学受験生が学校を欠席する理由は、大きく2つに分かれるのではないでしょうか。

  1. 感染予防
  2. 過去問対策の時間確保

感染予防

新型コロナウィルスやインフルエンザ、ノロウィルスに風邪など冬季期間に流行する病気が多いため、どうしても感染する可能性が高くなる集団生活を控えたいと考えるご家庭があります。

うちの子も、予防接種を毎年受けていてもインフルエンザにかかって高熱に苦しむような状態だったので、年明けまで欠席するかどうか悩みに悩みました。

過去問対策の時間確保

中学受験は過去問対策が重要ですよね。うちの子も、志望校と問題の傾向が似通っている中高一貫校の過去問は10年分ずつ解きました。

塾の通常授業内には過去問を解く時間なんて用意されていません。過去問は宿題として自己管理の上でこなしていかなくてはいけなくなります。週4日〜6日が通塾に取られている中では、どうしても過去問を解く時間が不足してしまいます。

そこで、冬休み明けからそのまま受験終了まで学校を休む受験生が一定数存在するのですよね。

学校を欠席しなかった理由

親子、そして塾の先生と何度も話し合った結果、うちは受験日以外は欠席しないで学校に通い続けることを選びました。その理由は次の4つです。

  1. フルタイム共働き
  2. 塾の自習時間が午後から
  3. 過去問が少ない
  4. 受験校数が少ない

フルタイム共働き

中学受験生を抱えていた頃、夫婦ともに共働きで、帰宅時間が18時半となってしまっていました。子供が家で自習するケアを全くできないので、欠席することをやめました。

学校を休んだとしても学習時間が増えることもなく、朝寝坊や昼寝をされて生活リズムが乱れてしまう危険の方が高くなる恐れがあったのです。(自己管理のできるストイックな子のタイプでもなかったため)

塾の自習時間が午後から

去年までは、通っていた塾が直前期には朝9時から自習のために教室を開放してくれていたのですが、「先生方が倒れてしまう寸前だった」ため、塾の開放時間が14時からと変更になってしまいました。

家で自分で黙々と過去問を解けるようなタイプではないため、学校が終わったらすぐに塾で自習するスケジュールを選びました。

過去問が少ない

受験する学校が比較的新しく過去問が数年分しかなかったり、新しく始まった算数選抜試験を選んだため、そもそも過去問すらほとんどないという状況でした。

志望校の赤本や銀本、塾で用意してもらったプリントなどは、それなりにやり込みました。それでも、小石川中等10年分も冬休み中に終わってしまうペースだったので、学校を休まなくてもやるべき過去問は終わる見込みが持てたため、学校に通い続けることにしたのです。

冬休みの朝9時〜夜19時までの自習+冬季講習の拘束時間でかなり過去問は進みました。

受験校数が少ない

「合格したら通いたいと思える学校しか受験しない」と親子で決めていたため、受験数が少なめでした。その上、算数選抜試験や2科目受験を選択したこともあり、過去問にかける時間も少なくて済んだことも欠席しなかった大きな理由です。

御三家他がっつり4科目受験ばかりの志望校だったら、共働きで管理できなくても年明けからそのまま欠席させていたと思います。やはり、とても時間が足りない。

欠席しなかったメリット

学校を休んだのは受験当日だけだったので、最後の最後まで普通の小学校生活を送ることができました。

環境の大きな変化に馴染むのも遅い性格でもあったので、結果的にも欠席しなくて良かったと思っています。

受験直前期の勉強時間はかなり長時間になり、体力もガッツもさほど持ち合わせていない我が子にとっては、小学校の時間は息抜きできるいい癒しの時間になったようです。

志望校、受験校数、通っている塾の空いている時間、小学校の雰囲気など、複合的な条件によって学校を休むのが正解なのかどうか違ってきます。だから、悩むし難しいのですよね。

中学受験のことは、親よりも塾の先生の方がよくわかっていました。最終決断をする前に、個人面談で塾へ相談することをおすすめします。

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