2020中受終了組が『二月の勝者』10巻を読んだ感想

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1/12は、待ちに待った『二月の勝者』第10巻の発売日でした。
当日、Amazonで電子版を予約していたため、起きるとKindleアプリに勝手にダウンロードされていました。なんて便利な世の中になったのでしょう。

子を送り出した後、一気に読み終えたところです。
10巻の舞台は11月、入試本番3か月前。そう、10巻の内容は、受験生の親が知っておきたい心得がつまった必読書だったのでした。

目次(読みたいところへジャンプ!)

    二月の勝者10巻は受験生の保護者の心得が描かれていた

    10巻の冒頭から、これから受験生の親に訪れるメンタルクライシスについて、黒木先生が論理立てて具体的に教えてくれます。

    昨年の自分のことを振り返っても、本当にこの通りだったと感じています。特に、模試が12月頭には終わってしまうことには心底ビックリしました。我が家は小6から公立一貫校対策クラスに転籍したため、どうしても私立中学対策がおろそかになってしまっていたのです。

    公中検・一貫模試・公立中高オープン模試といった強制受験の模試は公立中高一貫校に限定されたものでした。そのため、私立向けの模試は親がスケジュールを把握して申し込まないと受験できなかったのです。

    塾からも積極的に案内してくれることはなかったので、最後の統一合判の申し込み1週間前にママ友からアドバイスをもらえて本当に助かりました。

    ただ、公立対策+受験校の過去問ばかりやってきた当然の結果かもしれませんが、最後の統一合判の結果は散々たるものでした。持ち偏差の最低ラインより5ポイントも下がっていました。

    結果を目にした本人も落ち込む模試を受験した意味があったのかどうか…

    それでも、最後の統一合判を受験した意味はありました。
    算数の偏差値だけは安定して高かったので、私立中学受験では『算数選抜』『2科受験』を積極的に選択しようと親子で決断できる材料になったからです。

    これから受験生となる小学5年生の親こそ、前もって知っておきたい親の心得がつまった1冊になっています。

    二月の勝者は親なら知っておきたい情報が満載

    未読の方は、1巻から読みましょう。
    我が子に合った塾の選び方だけでなく、「中学受験をすべきかどうか」と悩む親の判断材料にもなります。

    『凡人こそ中学受験』
    『他に好きなことがある子ほど受験をやめなくていい』

    二月の勝者には、いろんな事情を抱えた家族や様々なタイプの子ども達が登場します。「この子はうちの子に似ているかも」「うちの夫も武田夫と同じで子育て無関心だわー」なんて共感しやすいシーン満載ですよ。

    2巻で生徒達はとうとう6年生になっています。2巻でも、次のような親なら知っておきたい教育事情について触れられています。

    • 塾チラシに掲載されている合格者実績の真実
    • 大学受験改革
    • 難関私立大学の合格者1万人大幅削減
    • 高校受験と中学受験の偏差値の違い
    • 転塾を考えるタイミング

    マンガだとスッと理解しやすいんですよね。手っ取り早く最新の受験事情を抑えておきたいなら、専門書を読むより二月の勝者を読んだ方が大幅時短化できちゃいます。

    「まだ11月?結末待てない!」「受験結果を知りたい」という方は、二月の勝者の超コンパクト版のようなこちらの『中学受験をしようかなと思ったら読むマンガ』をおすすめします。

    >>>『中学受験をしようかなと思ったら読むマンガ』の感想

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