買う服の色を固定化することで衝動買いの連鎖を断ち切る
このブログではアフィリエイト・アドセンス広告を利用しています
当ブログでは、アドセンス・アフィリエイト広告を掲載しています。
消費者庁が発表しているルールに沿って記事を作成していますが、問題のある表現を見つけた際にはご連絡ください。
美しい色に触れると心も物欲も動かされてしまうのが乙女心。
私の好みドストライクなのは、スモーキーカラー。ウィンドウショッピングでもネットでのお買い物でも、ほんのひとさじのくすみを含んだ絶妙なキレイ色を目にしてしまうと、欲しくてたまらなくなってしまいます。
特に、春夏に気になるスモーキーピンクや、秋冬に惹かれてしまうスモーキーミント…「この桜色のストールを買ったら、写真写りがよくなるかも」「このキレイな色のニットをコーデに投入したらおしゃれに見えるかも」色に惹かれて買ってしまったことが、結果的に衝動買いの失敗になってしまったことは数えきれません。
そこで、5年前から洋服の買う色を固定化する努力を続けてみました。
洋服の色が少ないことのメリット・デメリットをまとめてみたいと思います。
目次(読みたいところへジャンプ!)
ファッションアイテムは5色に固定化
子どもが成長したら自分にかけられる時間が増えると夢見ていたのですが・・・全くそんなことはありませんでした。
乳幼児の頃から比べると、手や目をかける時間は減りました。子どもができることが増えていくにつれ、ほっと心が休まる時間が増えたのも事実です。
ただ、我が子自身に手をかけることに費やしていた時間を、そっくりそのまま仕事・情報収集・人生計画の立案から分析までの時間に使わないといけなかったというのが、子育ての真実でした。友達とのトラブル、PTA、子供会、授業崩壊、中学受験、高校受験、大学受験と親が解決の糸口を探っておかなければならないことが怒涛のごとく続くのです。しかも、一つ一つの問題が人生を左右するか否かというぐらい重たい。母親のプレッシャーで胃が痛くなったことは数知れず。
子供達、そして家族が幸せになるためのPDCAサイクルを回していく時間を生み出すため、自分の外見向上のための時間など極限まで減らすしかなかったのでした。
そこで、好きな色とパーソナルカラー診断(イエベ・秋)で似合うと言われている色から厳選して、黒・白・赤・ベージュ・ゴールドの5色をマイカラーに指定することにしたのです。
この5色を選んだ理由
この5色に決めたのは、3つの理由からです。
- 好きな色だから
- パーソナルカラー診断結果から
- 好きなブランドのテーマカラーだから
最も影響を受けたのは、大好きなブランドシャネルの色であることかもしれません。ココシャネルの5色への思いやストーリーを知ることで、この色を身につけていると生きる力をもらえている気がします。シャネルは、女性が美しく、強く、活動的に生きるために最期までデザインを生み出し続けてくれたからこそ。
色固定化のメリット
色を固定化したことで、時間とお金を大幅に節約することができました。
忙しくて時間に追われている40代にこそ、自分のテーマカラーを決めることをおすすめしたい。メンタルがすっきりと清々しく、心が軽くなりますよ。
買い物の時に迷う時間がなくなる
身に着ける洋服や小物の色を決めてしまったことで、買い物でも朝の支度時にも、『迷う』ことがなくなりました。
迷わないからこそ、ウィンドウショッピングやネットショッピングに時間を取られることもないですし、消耗するサイクル以外で洋服を探す必要もありません。
新しい洋服・靴・バッグ・小物・アクセサリーを探す時間が必要最小限になるので、本当に必要なものを厳選する余裕も生まれて、ますます買い物での失敗が減るんじゃないかと思っています。
新しい色の服に合わせるための買い物をしなくて済む
新しい色のアイテムが増えると、その色と相性の良い新しい洋服・バッグ・靴…と際限なく物欲が刺激されてしまうのが女の性ではないでしょうか。
目と心を奪われてしまう魅力的な色のモノを見つけたとしても、買わないと決めているから、浪費の連鎖を元から断ち切ることができちゃいます。
朝のコーディネイト時間が5分以下に時短化される
身に着ける洋服や小物の色を決めてしまったことで、買い物でも朝の支度時にも、『迷う』ことがなくなりました。
今の自分のテーマカラー5色なら、どの色を組み合わせても相性抜群だから、何を組み合わせてもOKなのです。簡単でしょ。
色固定化のデメリット
色を固定化してしまうデメリットを探してみたのですが、この1つしか思いつきませんでした。
迷う楽しみがない
シーズン前に女性ファッション雑誌を総チェックするのが楽しみの1つだったりします。その年の流行色は、たくさんのアイテムが発売されるので、見ているだけでも楽しいですよね。
昔は、「このミントブルーの服を買ったら、チョコレート色のボトムを合わせてチョコミントにしたいな」とか「お花見には桜ピンク×葉桜のライトブルーコーデにしよう」と、色遊びを想像するのが楽しい時間でした。
買うことが前提の方が、イマジネーションの楽しみは倍増しますよね。
今でも、買うつもりない色の組み合わせでコーディネートを想像する楽しみは続いています。それは、子ども達のファッション選びに参加できるから。
色固定化の例外ルール
黒・白・赤・ベージュ・ゴールドの5色に洋服の色を限定してはいますが、どんな色にも合うグレー、フォーマル服での鉄板カラーのネイビーの洋服は、検討を重ねた後なら購入してもいいことにしています。
この2色は定番色の黒・白・ベージュ3色とも相性がよく、朝のコーディネート時間短縮できる便利な色でもあるからです。
ブラック×ホワイトのモノトーンに中間色のグレーを追加すると、コーデに柔らかさが出ますよね。黒と白だけでは、どうしても外見がキツく見えてしまう40代。ライトグレーのアイテムを2つだけ持っています。どちらも使い勝手がとってもいいの。
- カシミアカーディガン
- ムートンモカシンシューズ
グレーと白のコーディネートの仕上げに、こんなブロックチェックのカシミアストールが欲しいんですよね。
すでに、カシミアストールの所持数4枚あるので、もう1枚は贅沢なのかしらと1年以上迷っています。
ネイビーは、大人になってから必要不可欠な色となりました。私にとって紺色は母親の色。入学式・卒業式・学校訪問・受験・法事…厳粛なフォーマルの場で求められる洋服も、濃紺を選んでおけば間違いありませんでした。
TPOに合わせられるよう、フォーマルなものからカジュアルな物まで、必要最低限のアイテムを所持しています。
- オールシーズン対応フォーマルスーツ
- 秋冬用防寒スーツ
- ロングカーディガン
- ニット
- 3シーズン対応速乾パンツ
- 濃紺のカシミアストール
自分の色をルール化してしまえば節約・時短に
ファッション雑誌やファッションブロガーのコラムを読むと、「色を制限してしまう人生なんてつまらない」「似合う色に固執するのは可能性を狭めることになる」とか、もっと大量消費を促すための常套句が並べ立てられているけれど、自分で選んで、納得して、決断したマイカラーを身に着けることは、外見に限定されない可能性を広げることに繋がるんじゃないかと思うのです。
色を制限したからこそ、ファッションも人生も楽しかったりします。手持ちの札だけで勝負する人生も悪くない。