教育費の掛け時はひとつじゃない。家庭事情と子どものタイプでベターを選ぼう
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同級生のママグループでの井戸端会議中によく、「子どもが小さいうちから塾通いにさせるのかわいそう」とか「教育費そこまで掛けるの信じられない」といった攻撃をよく受けるきむおばです。
井戸端会議の時って、人数多いので理解してもらおうとすることを諦めてサンドバッグになってしまいます。「どうせ本質は伝わんないだろうからな」って。
教育費に対して、こんな極端な考え方もあるんだというひとつの例です。わずかな参考になるかもしれないかもしれない???
目次(読みたいところへジャンプ!)
我が家の教育費に対する考え方
現在子ども達に掛けている教育費は年収に対する割合が酷すぎで、エンジェル係数がとんでもないことになっています。
家計簿をマネーフォワードで管理してるんですが、「教育費が同じ収入の家庭と比べて高額になっています」って、毎月怒られてるからね。
赤字家計で火の車だけれど、それでも教育費を掛けているのは、我が子を見てきたからこそ感じている子どものタイプが大きな理由です。
まぁ、親に似てしまったのか、子ども達は不器用で要領も悪く、素直でいい子過ぎるが故に学校で理不尽なトラブルに巻き込まれるタイプです…
その為、進研ゼミやスタディサプリといった通信教育だけで放っておいたら、勝手にいい学校に合格できる実力をつけてくれているような奇跡を起こしてくれる可能性がとてつもなく低いと悟りました。
進研ゼミ小学講座・中学講座、スタディサプリは、どちらも年単位で契約して実際に体験済での感想です。理解が早い子や段どり力があって自主学習を進めるのが得意な子なら、通信教育は最高の勉強方法だと思います。塾より安いし、送り迎えも必要ないし。
兄弟でも適した学習方法も得意科目も全く違うから戦略も違ってくる
兄弟でも全くタイプが違うのが子育ての面白いところですよね。得意分野も勉強の仕方も理解度もひらめき方も、真逆。
だから、上の子と下の子のきむおば家の教育戦略も全く違ったものになっています。そして、その戦略に合った教育費の掛け方をしようという考えなんです。
親だからわかる、子どもに合った教育費の掛け方をしたいだけなんです。「世間の平均とか普通とかくそくらえだ」ぐらいに思ってますw
上の子の場合:大学まで国公立狙いの習い事にお金を掛ける戦略
上の子は、まじめだけどじっくり教えてもらわないと理解できないタイプです。
小学校の頃から勉強はあまり好きではないので、自宅学習は学校の宿題のみで1日15分だけ。小4でクラスが荒れてしまい算数がすっかり不得意科目になってしまう始末。塾へ通うことを勧めましたが、全力で拒絶されて小学校時代は通塾もなし、通信教育も進研ゼミ小学講座を2か月でリタイアの状態でした。
案の定、公立中学へ入学したら、勉強できない残念な子という立ち位置になりました。学区の中学校は、いわゆるマンモス校なため、きめ細やかな配慮は皆無。事なかれ主義の教師の割合も多くて熱心な先生など少数派、中学受験失敗組も多く授業は荒れていて、学校で勉強を教えてもらえないという最悪な環境でした。
「授業がうるさくて先生が何を言っているのか聞こえないからわからない」と泣かれ、そこから親子で塾を探したのです。家計的に個別塾はとても無理だったので、少人数制の良心的な価格の個人塾を選んだのです。
中1期末テスト後から通い始めた塾でしたが、じっくりとていねいに教えてもらえたことで、少しずつ成績も上がってきました。定期テストの点数はいまいちでしたが、まじめな性格が幸いして、授業態度と提出物でSランク評価を獲得できるので、内申点でもそこそこ勝負できるかもしれないと感じ始めてもいました。
さらに救いだったのは、5科目の勉強は苦手だったけれど、運動・音楽・芸術系科目は大好きだったこと。スイミングと体操は13年間、ピアノは10年間続けていました。そのおかけで、9教科のうち残り4科目は5を取れていたことも大きいです。
公立高校の受験において内申点がかなり重視される地域なので、勉強ができなくても、9科目の残り4科目の成績が良かったことは高校入試で大きなアドバンテージになりました。
勉強ができない子こそ、小さいうちから習い事をしておくことが高校受験対策にも繋がるのです。
ピアニストになる訳じゃないけれど習い続けたピアノも、選手になる訳じゃないけれど続けたスイミングと体操も、ベビーの頃に通ったリトミックも、音楽教室も、キャンプも、スキーも、工作も、料理も、経験全てが無駄じゃなかったと親子で感じています。
高校受験直前対策まで、その塾にお世話になりました。最終的な内申点では、5教科も十分な成績まで上げてもらえて感謝しかないです。中3の受験生の塾代が月2万円台という価格だったので、良心的でコストパフォーマンスも高い塾でした。
実は、高校の志望校選びを中1から始めていました。成績度外視で親子で高望みと思われる学校見学へ行き、心から行きたい学校をさっさと選んでいたのです。受験勉強のモチベーションにも繋がったと思っています。
高校生になってからも、オープンキャンパスや学祭、公開授業などに引き続き連れていくことを続けています。中学生の頃からぼんやりと考えていた志望大学も、学びたい学科まで絞れるように徐々に明確になってきているところです。
第一志望校が国公立で「浪人してでもそこに行きたい」と言い出したので、合格の可能性を上げるための予備校授業料をなんとか捻出しなくてはいけないのですが、予備校代はピンポイントで高3からにしようかと親子で相談中です。来年は下の子が受験生なのでWで教育費が掛かるとツラいです(´;ω;`)
下の子の場合:中学受験にお金を掛ける戦略
上の子と正反対の下の子は、とにかく算数が得意で大好き。好きなものにとことんのめり込んでしまって、忘れ物が多かったり、授業中上の空になってしまったりしてしまう、学力はあっても内申点が取れない典型的なタイプなのです。
内申点に足を引っ張られて下位校を選ばなくてはいけなくなってしまう高校受験ではなく、内申点でほぼ差がつかない中学受験で勝負することにしました。中学受験は、算数と国語の2教科が得意な子なら圧倒的に有利になる学校が多く存在することも理由です。
小2から通塾し始め、小5の現在は難関中学向けのクラスに在籍中です。塾代にお金が掛かってしまっているので、上の子に比べて習い事には最小限しかお金を掛けてあげられていません。今も続けているのはスイミングのみなのですが、もうすぐ3種目が泳げるようになるので卒業予定です。バタフライは泳げなくてもいいかなーと。
「中学受験は8割が志望校に合格しない」と言われている厳しい戦いなので、第2、第3志望校選びの真っ最中です。
この戦い方が正解なのかどうかは、まだ分かりません。親子で精一杯、中学受験をやりきって中学に入学してから、この記事の続きを書きたいと思います。
蛙の子は蛙なのでずっと先の学費より目先の学費が大事
親の私達が凡人だからなのか、子ども達はいたって凡人。だからこそ、大学の学費より、目先の中学受験や高校受験のための教育費の方が優先度も緊急度も高く、掛けるべきお金でした。
ここでお金を掛けておかないと、たぶんうちの子達は大学進学なんて考えられない将来になってしまうかもしれない恐れがあったし…。
大学進学のための教育費は、必要最低限しか備えられていません。それでも、親子で日々話し合って、微調整をしながら夢に向かって進んでいけたらと願っています。