カシミヤ毛玉の塊を目にして考えてみた教育の意義とは
このブログではアフィリエイト・アドセンス広告を利用しています
当ブログでは、アドセンス・アフィリエイト広告を掲載しています。
消費者庁が発表しているルールに沿って記事を作成していますが、問題のある表現を見つけた際にはご連絡ください。
もう夏ですね。
ここまで気温が上がると、さすがにもうカシミアセーターやストールの出番は終わりなので、カシミアグッズの最終お手入れをしました。
手持ちのカシミア製品をブラッシングした後にできた毛玉のかたまりが上の写真です。結構でかい。
この毛玉、元は最高級と言われているカシミア素材商品のものなのですよ。捨てるのもったいないと感じてしまう私はケチなのでしょうか。
ゴミにしたくないカシミヤ毛玉を手にして、「教育って、この世からゴミを無くす」ことなんじゃなかろうかと考えた主婦の戯言です。
目次(読みたいところへジャンプ!)
知識がないとゴミが増える
ここに書くのを躊躇うほど残念すぎる若かりし頃の浅はかな行動の数々。にんじんの葉っぱは生ゴミとして捨ててましたし、洋服もアクセサリーもワンシーズンで飽きたら処分するのが当たり前ぐらいに思っていました。本当にバカだった過去の自分の頬をはたきたい。
今もビーガンの友人の生活と比べてしまうと恥ずかしい量のゴミを出してしまっていますが、それでも過去の自分と比較したら随分とマシになりました。それは、友人やネットから日々たくさんのことを教えてもらっているから。
「人参や大根の葉っぱでこんなに美味しいふりかけや佃煮が作れるんだよ」
「素材がよく縫製がていねいに作られた服なら一生もの」
「使い捨てしなくて済む環境に優しい製品があるよ」
「この会社は環境に配慮した製品を売ってるんだ」
「そんな物は持っていなくても生きていける」
本来なら、親からしつけとして、学校での教育で学べたはずなのでしょうけど、私にはそんな機会がほとんどなかったのです。子供は親も環境も選べませんからね…
大人になってから、少しでも楽に幸せに暮らせるよう試行錯誤していると、視野が広がり知識が増えることに反して、ゴミの量はどんどん減っていきました。
「無知だとゴミに囲まれる」ということを実感しています。
ゴミを少しでも減らすためにしていること
毎日の暮らしの中で、どうしてもゴミが出てしまいます。
それでも、ゴミゼロを目指して地方に移住して無農薬野菜を作っている友人のような行動力も財力も持たない私でも、無理なくゴミを減らせる方法はないかと考えながら暮らしています。実行中のささやかなゴミゼロ運動は次の4つ。
消耗が早いモノを買わない
ゴミを減らしたければ元を減らせばいい。
すぐにゴミとなってしまう可能性のある物をなるべく買わない、もらわないように気をつけています。
すぐに壊れてしまうもの、傷んでしまうもの、流行り廃りのサイクルが早いものを買ってしまわないように、買い物にそれなりに時間を使うよう心掛けています。
不必要な薬の処方を断る
病院で処方される薬の効能や副作用、使用期限について、大まかでも抑えておくようにしています。診察の時に医師に処方する薬の種類と量を確認し、必要ないものを処方から外してもらっています。とりあえずの抗生剤みたいなもらっても飲まない薬や、家に在庫が残っている解熱剤や鎮痛剤など。
何度か処方についてのやり取りをすると、先生に薬との付き合い方を分かってもらえるので、症状とニーズにぴったりな分量を処方してくれるようになります。患者側に薬の知識があるとわかると、めちゃくちゃ丁寧に教えてくれる薬オタクな先生もいておもしろい話が聞けたりすることも。
実は、ママ友との井戸端会議や職場で薬の話になったことがあったんですけど、「どうせ子供は無料で大人でも3割負担だから捨てればいい」というような流れになることが度々あり、モヤっとしていたんですよね。それって税金や健康保険料を捨てているようなものじゃないですか。自分だけでも、必要のない薬は受け取らない、捨てないことに決めています。
過剰な包装を断る
エコバッグ持参になってから過剰包装もついでに解消されつつあって、少しだけいい方向に流れていますね。
日本はとにかく包みたがる人種だと思いませんか?
外面重視?張りぼて上等?
どうせ捨てるのに。
こわれものをあんなに緩衝材で保護する必要もないし、生理用品を紙袋に入れる理由も全くわからない。すぐに断るようにしています。
環境に配慮している会社を応援する
平凡な主婦が環境のためにできることは少ないかもしれませんが、未来のことを考えている会社や商品を応援するようにしています。安いからという理由だけで粗悪な商品は選ばない。
企業には、どんどんサスティナブルなポリシーについて公表していってほしいです。タイガーの「脱・紛争鉱物」の取り組みなんて知りませんでした。
シャンプーや洗濯洗剤って、プラごみの宝庫になってしまっていますよね。
どうして詰め替え商品の入れ物までプラごみなんでしょう。うーーーん、詰め替え自体プラからプラに入れ替える手間が馬鹿馬鹿しく感じたりしませんか。
子どもが小さいうちは、泡立てやすい液体シャンプーじゃないと親の手間が増えてしまっていましたが、今は固形タイプのシャンプーに落ち着いています。愛用しているのはニュージーランド発ブランドエティークのもの。
固形だから、旅行やキャンプに行く時も必要な量だけカットして持っていくだけ。旅行用のアメニティセットを買う必要もありません。
どうして日本にはこういう新しい考え方の良質な商品が生まれないのでしょうか。作る技術はあるはずなのにな。
100均のプラケースは1つも持っていません。琺瑯の収納ケースやフリーザーバッグの代用品を使っています。
スタッシャーのシリコーンバッグなら、使い捨てていたフリーザーバッグの代わりになります。食洗機で洗えるので手間もかかりません。
新しい価値を創造できる人を育てるのが教育
最初の話に戻るのですが、今の私には、このカシミヤの毛玉をゴミとして捨てないための知識もコネもありません。ぜひ、ご存知の方がいたら教えてください。
カシミアの原材料費は年々高騰していますし、希少性が増している状況なので、「なんとかカシミヤをリサイクルできる仕組みが作られないかな」と願っているのです。
今まではゴミとして捨ててしまっていたけれど、低コスト&少ない負荷で、新しく生まれ変わらせる人を育てるのが教育なんじゃないでしょうか。
だからこそ、生まれた場所や環境に関係なく、子ども達が誰でも学べるようにしていきたいと思うのです。
最後に毒吐いちゃうけれど、お金を消費することしかできない大人よりも、何百倍にも増やす可能性のある未来ある子供達に投資すべきじゃない?