毎月赤字の家計改善のために教育費メインの家計簿をシュミレーションしてみた結果

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上の子が高校生に進学し、下の子の中学受験が近づくにつれ、家計が火の車な我が家。

今のままでは、半年後に家計が破綻しそうです(´;ω;`)

いろんなファイナンシャルプランナーさんの家計簿診断や書籍を読み漁っても、どうにもならない状態なので、教育費をメインとした家計簿シミュレーションをしてみました。

目次(読みたいところへジャンプ!)

    教育費は家計割合では算出できなかった

    よくあるFPの家計簿診断だと、家計の手取り収入に対する理想的な支出割合を元にしていることが多くありますよね。

    FPが理想的な家計を解説!手取りに対する支出の割合を家族構成別にご紹介

    支出割合は、他の家計と比べて使い過ぎている支出科目がどこかを見つけるのに効果的な方法ではあります。

    ただ、中高生以上の子を抱える家計の場合、教育費・食費・交通費の割合が高くなってしまうのはもうどうしようもないレベルになっていませんか?

    FP:「教育費が他の家庭に比べて掛かりすぎています。減らす努力をしましょう」
    中高生ママ:「無理ですよ・・・学校や塾から引き落としされる額は決まってんだから(怒)」

    こんな気持ちでモヤモヤしてませんか?

    私はしています。
    都市部で教育費を掛けなかったら、偏差値55以下の公立中に何とか引っ掛かってお金かける意味あるのか疑問な大学に進学する未来しか描けなかったから。

    家計が苦しくてもなんでも、教育費を節約できません。
    負の連鎖を断ち切りたいし、お金より知識や知恵を渡したい。

    子ども達の代は、さらに働いて稼ぐことが難しくなってしまいそうな未来が待っていることが予測されるので、少しでも考える力を養ってあげたいというのが親心じゃないでしょうか。

    そこで、教育費をメインとした家計の支出割合をシミュレーションしてみたのです。

    中学受験に必要な月収40万以上、年収480万以上

    シミュレーションの結果、都市部で中学受験させるためには、月収40万・年収480万円以上の収入が必要だという結果になりました。どちらも額面ではなく手取り収入です。

    月収38万円の場合、教育費を月85,000円の固定費にしてしまうと、赤字家計に転落してしまったのです。教育費月85,000円は実際に中3~高1と小4~小5の2人分の実際に掛かった教育費の月平均額から算出したギリギリの額になります。

    どうにもならない教育費と住居費以外、かなり切り詰めた家計にもかかわらず、赤字転落。

    手取り収入38万円の場合

    費目 予算 適性割合
    貯蓄+投資 11,400 3.0%
    住居費+車両費 114,000 30.0%
    食費 57,000 15.0%
    保険料 7,600 2.0%
    水道光熱費 14,400 3.8%
    夫おこづかい 30,400 8.0%
    妻おこづかい 11,400 3.0%
    日用品・消耗品 6,460 1.7%
    医療費 6,460 1.7%
    被服費 5,700 1.5%
    交際費 5,700 1.5%
    趣味・娯楽費 4,560 1.2%
    通信費 14,400 3.8%
    交通費 9,500 2.5%
    教育費 85,000 22.37%
    調整額 -4,060 -1.07%
    合計 380,000 100%
    • 教育費は固定費85,000円にした
    • 住居費と車両費を合わせた支出割合にした

    このシミュレーションでは、減らせすことが難しい教育費は、手取り収入に関わらず固定で85,000円としました。

    また、都市部は住居費が高くなってしまうのは避けられませんし、地方では車両費にある程度のお金が掛かるのは仕方がないことです。

    そのため、住居費+車両費で収入の30%が理想的な支出割合だとしてみました。
    こればっかりは、親と同居とか団地住まいとか好条件の人を考慮してしまうと、現実的な家計支出から遠ざかってしまうためです。

    手取り収入38万円だと、エンジェル係数は22%を超えてしまいます。
    住居費+教育費+食費だけで支出の7割近くに…

    手取り収入40万円の場合

    費目 予算 適性割合
    貯蓄+投資 12,000 3.0%
    住居費+車両費 120,000 30.0%
    食費 60,000 15.0%
    保険料 8,000 2.0%
    水道光熱費 15,200 3.8%
    夫おこづかい 32,000 8.0%
    妻おこづかい 12,000 3.0%
    日用品・消耗品 6,800 1.7%
    医療費 6,800 1.7%
    被服費 6,000 1.5%
    交際費 6,000 1.5%
    趣味・娯楽費 4,800 1.2%
    通信費 15,200 3.8%
    交通費 10,000 2.5%
    教育費 85,000 22.37%
    調整額 200 0.05%
    合計 400,000 100%

    手取り収入が40万円になると、赤字家計から脱出できました。ギリギリですが。

    中学受験を視野に入れるためには、月収40万以上・年収480万円以上が一つの目安になるのではないかという結果になりました。

    今回、ボーナスは考慮していませんので、月収抑えめでボーナス高めの方は、ボーナス合計を12等分して月収に加算したりしてみてください。うち年俸制でボーナスないのでね(´;ω;`)

    38万円と40万円のシミュレーション結果をExcelファイルでも見れます。

    家計をシミュレーションしてみて発見した家計の問題点

    今回、改めて教育費を中心に家計をシミュレーションしてみて、実際の家計簿と比較した結果、次のようなことをあらためて自覚しました。

    • 食費を1万減らす努力をすべき
    • 私のおこずかいを減らすべき

    夫は十分にがんばってくれています。管理職なのに、おこずかいの範囲でなんとか部下をおごってくれてますし。まぁ、ちょくちょく足りない時にはクレジットカード払いにされて家計が辛いけど、まだなんとか許容範囲。

    それに比べて、収入が少ない私がもっと努力をしないといけないなと反省しました。

    40代主婦が収入を増やすことはなかなか難しいので、自分のおこづかいを見直します。
    私のお小遣いの使い道は、主に美容費と被服費です。

    40代主婦の美容費の月平均額は?しっかり算出して家計を見直そう

    【被服費の節約】ムダな洋服を増やさないために心掛けていること

    あなたの家計もシミュレーションしてみませんか

    今回使用したExcelファイルをダウンロードして、あなたの家計に合わせてお好きなようにシミュレーションしてみてくださいね。

    子どもが小学5年生以上で2人である家庭での支出割合になっています。

    お子様が小さいご家庭の場合、貯蓄+投資割合は15%は欲しいところですし、日用品・消耗品はもっと掛かるのが当たり前ですし、趣味娯楽費はもっとたくさん掛けていっぱい想い出を作っておきたい時期です。

    家計改善のお役に少しでも立てたらうれしいです。

    >>教育費シミュレーションExcelファイル

    しんどいですが、家計のやりくりがんばりましょう。

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