大学受験の指定校推薦のメリットと受験しない理由

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もうすぐ高校から今年度の指定校推薦リストが発表される時期ですね。
高校3年生の上の子が通う高校は、先輩と先生方の努力のおかげで、多くの指定校推薦枠を獲得しています。

最終決断は今年の指定校推薦大学の学部学科一覧をチェックしてからになりますが、おそらく我が家では指定校推薦は利用しない方向です。

目次(読みたいところへジャンプ!)

    指定校推薦制度とは

    指定校推薦制度とは、大学から特定の高等学校へ推薦入試枠を設けている入試制度です。通っている高校が指定校枠を獲得していれば利用することができます。

    そのため、進学実績の良いトップ進学校や中高一貫校、工業高校などの専門学科に通っている方が指定校推薦で受験するチャンスが多くなります。

    ただし、人気のある大学や学部学科を希望する場合、校内選考が行われます。校内選考の基準は学校によりますが、多くの高校では次の4つをトータルして審査することが多いでしょう。

    • 評定平均値
    • 欠席日数
    • 遅刻・早退日数
    • 部活動やコンクールなどの受賞記録

    指定校推薦のメリット

    指定校推薦制度を利用すると、ほとんど不合格になることがありません。実は、私自身は指定校推薦制度を利用して早くに進学先を決めてしまったタイプです。

    まじめな高校生活を送っていたため校内選考もするっと通過し、2科目の筆記試験と英語での面接を受けて合格をいただきました。

    指定校推薦のメリットとして考えらるのは、次のような点でしょう。

    1. 受験費用が抑えられる
    2. 予備校費用が少なくて済む
    3. 受験生の負担が少ない
    4. 卒業まで自由な時間が確保できる

    受験費用が抑えられる

    指定校推薦で大学受験をすると、まず不合格になることがないため、受験費用を大幅に節約することができます。

    今どきの大学受験費用は恐ろしいほど掛かります。それは、受験の方式が多く複雑になったため。大学によって差も出てくる点ではありますが、我が家のケースでは、1大学につき15万円前後受験料を収める計算結果となりました。

    推薦入試35,000円
    共通テスト代18,800円
    共通テスト利用方式(A大学a学科)+一般方式+共通テスト単独方式
    共通テスト利用方式(A大学b学科)+一般方式
    共通テスト利用方式(A大学c学科)+一般方式+共通テスト単独方式
    140,000円
    共通テスト利用方式(B大学a学科)+一般方式
    共通テスト利用方式(B大学b学科)+一般方式
    共通テスト利用方式(B大学c学科)+一般方式+共通テスト単独方式
    135,000円
    共通テスト利用方式(C大学a学科)+一般方式60,000円
    合計388,800円


    大学受験料だけで、およそ40万円。なんて恐ろしい金額なんでしょう。
    実は、もう1校受験を検討している併願校があるのですが、おそらく予算的に無理かもしれません。

    もし、指定校推薦なら、約40万円の大学受験料が35万円ほど節約できます。その分、授業料へ回すことができるので、志望校の志望学科の指定校推薦枠があれば、ぜひともチャレンジすべきではないでしょうか。

    予備校費用が少なくて済む

    さらに、指定校推薦で受験する場合には、AO・推薦入試対策講座や冬期講習代、受験直前期の予備校代をまるっと節約することができます。あくまでも、我が家の計算結果になりますが、予備校代の節約効果は、約45万円という結果になりました。

    受験生本人の負担が少ない

    勉強に必要な時間を大幅に減らすことができるため、メンタル的にも体力的にも、受験生の負担が少なくなります。

    卒業まで自由な時間が確保できる

    一足先に大学受験が完了してしまうため、12月~3月の約4か月の自由な時間が生まれます。

    大学で必要な知識を勉強してもいいですし、バイトで学費を稼ぐこともできますし、運転免許取得のために教習所に通うこともできます。

    高校は自由登校になっている期間だったりするので、まるまる4か月の貴重な時間を確保することは推薦入試を受ける最大のメリットかもしれません。

    指定校推薦を利用しない理由

    こんなメリットだらけで、いいとこだらけの指定校推薦制度をなぜ、我が家では利用しないのか。

    その理由は、どうしてもこの大学に行きたいと熱望する学校が一切指定校推薦枠を作っていないからです。

    やってないものは、どうしようもない(泣。

    それでも、最後の望みを、一抹の望みをかけて、三者面談に行ってきます。(今年から指定校推薦始まりましたなんて朗報聞けないかしら)

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