子どもが中学に入学した時点で親がやっておきたいこと。やってよかった事。
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我が家の上の子は現在、高校2年生で、大学受験のための予備校にも通い始めたところです。
ほんの数年前のことですが、通っていた公立中学のマンモス校では、通学や授業を邪魔する酷い子が存在して、本当に辛い思いをさせられました。
「学習意欲のない子になぜここまで授業を妨害されなきゃいけないのか」
「被害者が学校を欠席しなければいけない現状が理不尽すぎる」
問題が起こっても、担任がハズレくじだと、対応はそれはそれは酷い有様だったのです。何もしない方がよかったぐらい。
一方、多くの都道府県の高校受験では、内申点と出席日数をとても重要視されます。
中学入学したタイミングで、親が先手を打っておいてよかったと思うことについてお話ししたいと思います。
目次(読みたいところへジャンプ!)
学力中間層ほど併願受験校を数校ピックアップしておく
子どもがいじめや学校崩壊が原因で欠席したい時に考えておかなければいけないのは、高校入試のために休んでも許される欠席日数の上限を確認しておくことです。
高校入試の場合、第一志望の公立高校や私立高校の他に、併願優遇を利用して抑え校を用意するケースが一般的です。
高校受験の併願優遇とは、私立高校ごとに設定された内申点と欠席の条件をクリアしていれば、ほぼ合格を確約してくれる制度です。
公立高校の人気が二分化していたり、少子化の影響もあり、受験を検討している公立高校の受験倍率は、1.8〜2.1倍といったところでした。
目安となる模試の偏差値が10以上プラスだったとしても、合格確実圏内だったとしても、決して油断できない倍率ではないでしょうか。
当日、体調が優れなかったら、
致命的なミスをしてしまったら、
苦手な分野ばかり出題されてしまったら…
万が一を考えて、併願校ほどしっかりと検討しておく必要があるのです。
多くの私立高校の併願優遇の条件は、大きく2つあります。
- 内申点基準
- 欠席日数基準
内申点基準は、学校や選択するコースによって様々ですが、多く目にしたのはこんな内申基準でした。
- 9科39 または 5科22 または 3科14 かつ 2がないこと
- 加点は、英検・数検・漢検準2級以上(いずれか1つのみ加点2)
内申点基準は、多くの学校が公立高校受験と同等の内申点で判断していました。公立高校の内申点が中2と中3なら、同じ期間という条件です。
中学に入学して最初の通知表をもらったら、仮に併願校として抑えておきたい高校の併願優遇基準にどれだけ足りないのかを知っておく必要があります。
中1だと、高校受験はまだ先と考える生徒も多く、学校生活に慣れるのに一生懸命な状態も多いので、親が下調べしておくといいと思います。
高校受験で親がサポートできる事の一つは、必要な情報を徹底的に収集して整理してあげることではないかと感じているからです。
内申基準が不足していて、通知表を上げるだけではクリアできそうもないなら、早めに加点対策を取ることもできます。
次に注意しておきたいのが、併願優遇の欠席日数基準です。
- 3年間の欠席日数20日以内
- 骨折や入院など特別な事情は考慮する
志望校の多くは、「中学3年間で20日以内」という条件が多く見られましたが、3年間で10日以内というさらにシビアな学校も存在しました。
あと1日出席していれば・・・なんて、後悔することがないように早めに確認をしておきましょう。
併願優遇基準や出願基準は、多くの私立高校が学校の公式サイト内の募集要項で公表しています。
ネットでググればすぐにわかる情報なので、時間を作ってチェックしておくと安心です。
もし、不登校などで欠席日数に不安がある場合は、早めに学校説明会や相談会に出席し、相談されることをおすすめします。
事情によっては、考慮してくれる学校も存在するので、諦めずに親ができる最善策を取っていきましょう。
また、いじめが原因で欠席してしまっている場合には、中学への相談も諦めずに続けるしかありません。
学年が上がるタイミングで加害者とクラスを引き離してもらうことや、保健室登校で欠席にならないように考慮してもらうなど、先手を打っておけば取れる対策はあるはずです。
中学生になってから、親の悩みも重く深くなりました。
少しでも、解決の糸口になれば…