人が最もお金を使ってしまう目的とは?主婦が失敗しがちな浪費するタイミングに気を付けて
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実は今月、めちゃくちゃ散財傾向で自己嫌悪に陥っています。
昨晩深夜も、グッと「購入ボタン」をタップするのを踏みとどまっているギリギリの状態なのです。
ファイナンシャルプランナーとしてコラムを書いたり、雑誌の取材を受けたりしているのですが、お金について多少知っていたとしても、正しい行動ばかり実行できるかと言えば、また違う話になってきてしまいます。医者の不養生、坊主の不信心なんて言葉があるように。
そんな買いたい、お金を使いたいという欲求がなかなか治まらない時に、振り返ってみるポイントをご紹介したいと思います。一緒に浪費をストップしていきましょう。
目次(読みたいところへジャンプ!)
人がお金を使う根底にある欲求を掘り下げてみよう
人がお金を使うのは、どんな時だと思いますか。
それは、自分や家族の欲求を満たすためではないでしょうか。
アメリカの心理学者アブラハム・ハロルド・マズローによる「欲求のピラミッド」図は何度も目にしてきましたよね。教科書とかセミナーとかブログとかいろんなところで見る代表的な図です。
人間の欲求には5段階あるという説。
下層の欲求が満たされると、一段階上の欲求を求めると言われています。
主婦が気を付けるのは承認欲求モンスターにならないよう注意すること
私達主婦は、まあ何とか衣食住を確保できていて愛する家族も居るので、生理的・安全・社会的といった第3段階までの欲求は満たされている状況の方が多いのではないでしょうか。
そうなると、次に生まれる欲求は「他人から認められたい」という尊厳欲求です。
この尊厳欲求が厄介なんです。
なぜなら、尊厳欲求は一歩間違えると、浪費へ繋がってしまう欲求だから。
欲求の例 | 浪費しがちな支出 |
---|---|
おしゃれな人と思われたい | 被服費 |
余裕がある人と思われたい | 被服費・外食費 |
健康に気を使っている人と思われたい | 美容費・食費 |
肌がきれいな人と思われたい | 美容費 |
食材に気を使ってる人と思われたい | 食費 |
教育に熱心な母親と思われたい | 教育費 |
フットワーク軽い人と思われたい | 交際費 |
できる人と思われたい | 書籍代やセミナー代などの自己投資 |
ゲームが上手い人と思われたい | 娯楽費 |
・・・尽きない私の尊厳欲求の一部を並べてみましたw
人間だもの。
欲求を持っていることもなんら恥ずかしい事ではないですし、当たり前のこと。
ただ、欲求のままに支出し続けてしまうと、家計は火の車になります(自分にも言い聞かせながらこの記事を書いております)。
特に怖いのが、尊厳欲求の支出は、投資と浪費の境界線があいまいな点。
この欲求を刺激する誘惑が世の中にあふれていて、無意識のうちに洗脳されて、いくらでも浪費の言い訳ができちゃうところなのです。
尊厳欲求を満たすサービスは散財の危険に溢れている
定期的に仕事のために、アフィリエイトセミナーだったりマーケティングセミナーに参加しているのですが、その時の私の立ち位置は「モノを売る側」であり、どうしたら人が財布のひもを緩めるのかについて学んでいる訳です。
そこで教えてもらうのは、人が最もお金を使うのは、「こういう人になりたい」という「TO BE」欲求を刺激すれば効果的だということ。
- TO BE:こうなりたいから買う
- WANTS:欲しいから買う
- NEEDS:必要だから買う
尊厳欲求から生まれるTO BE欲求を刺激されると人は大枚を払うので、多くの商品やサービスはその点をあの手この手で突いてくるわけです。
- このクリームを使うと、うるおいのある肌を手に入れた将来のあなたが…
- このドライヤーを使うと、さらさらのしっとりした髪の将来のあなたが…
- この美顔器を使うと、シミのない将来のあなたが…
- このマシンを使うと、シックスパックを手に入れたあなたが…
- このサプリを飲むと、すっきりとした体型になった将来のあなたが…
- この教材を使うと、英語ペラペラの将来のあなたが…
- このnoteを読むと、ブログで稼いでいる将来のあなたが…
- このアイテムを手に入れると、ゲーム内で羨望されるあなたが…
思い当たる節ありませんか?
マズローによると、尊厳欲求が満たされたら、次の最高階層の自己実現欲求を満たす行動へ移っていくのが自然なようなのです。
ただ、尊厳欲求が深く、ここにずっと留まってしまってる人って多いんじゃないでしょうか。(私もそうだからお金を使い過ぎてしまうのです。)
主婦がTO BE欲求をうまくコントロールする方法
こうありたい、こんな人になりたいという欲求は、人が成長をするために必要不可欠ではあります。
必要だとしても、家計の支出に応じた範囲でコントロールする必要があるのです。
そこで、主婦の方におすすめしたいのが、ちゃんと自分のおこずかい額を決めて家計をやりくりする方法です。
必要最低限の被服費や美容費のみを家計簿の該当する科目へ振り分けても、一定以上は自分のおこずかいで計算するのです。
私が実践している例をいくつかご紹介しますね。
- 家族と一緒に使うシャンプーとボディーソープのみ消耗品費、その他のスキンケア・ヘアケア・コスメ代はおこずかい
- 下着類のみ被服費、その他は全ておこずかい
- 家族で参加は交際費、自分一人で参加するものは全ておこずかい
- 自己投資はおこずかいで
家計を握っている主婦ほど、自分がいったい毎月いくら使っているのか正しく理解していなかったりします。
必要以上のファッション費や美容費、ママ友との交際費などが他の科目に紛れてしまって浪費していませんか?
年末前に、一度総点検してみましょう。
自己投資のはずが、ただのお金の無駄使いになってしまった私の失敗談見ます?